
天皇皇后両陛下は7月1日、日本とアメリカの両政府が留学生を支援する「日米フルブライト交流計画」の70周年を記念する式典にそろって出席されました。
着物を思わせるデザインのセットアップは涼やかさ満点
この日雅子さまは、カシュクールデザインのジャケットのセットアップをお召しに。カシュクールとは、胸元が着物のように打ち合わせになった女性用の上衣のこと。日米の留学に関する式典を意識され、和と洋両方のイメージのある装いを選ばれたのかもしれません。雅子さまのお心遣いと言えそうです。

雅子さまのようにやや長めの丈のジャケットを選ぶことで、とても優雅な雰囲気が漂います。色味は、ほとんど白に近い薄紫のようにも見えます。生地はエンボス加工が施されたボタニカル柄で、インナーに着たシースルーのトップスもジャケットと同じくボタニカル柄が施されていて、とても涼やかな雰囲気でした。


ホワイトやボタニカル柄などで清涼感を
つい先日のご公務でもエンボス加工の施されたお召し物を選ばれた雅子さま。蒸し暑い日が続く中、雅子さまは、葉っぱや花などグリーンの涼やかさをまとえるボタニカル柄や、お色味もホワイトなど、清涼感のあるお召し物をセレクトされているようです。



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アクセサリーは、存在感のあるパールで統一。パールはツヤ感があり、貝を連想させることから、みずみずしく、清涼感を醸し出してくれます。
「日米フルブライト交流計画」は日本とアメリカの両政府が、互いの国に留学する人の学費や生活費などを支援する制度。

式典で天皇陛下は、「若いときの海外への留学はとても貴重な経験となります」と自らの経験を振り返り、「今後ともこの交流計画を通じて、日米の人々の相互理解が一層深まるとともに、世界の平和と発展に寄与していくことを希望する」と述べられました。
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