白のコートが主役のグラデーションコーデで動物園へ
2006年11月、愛子さまと東京都多摩動物公園へお出かけ。
「白のコートジャケットをポイントに、他は、グレー~黒のグラデーションでまとめることで、優しい雰囲気のモノトーンスタイルに。
ウエストをベルトでマークすることで、シルエットが美しく、腰位置も高く見えるので、スタイルアップ効果があります。インナーも暗い色ではなくライトなブルーをセレクトされ、主役となるアウターも潔い白のコートジャケットなので、顔周りはもちろん、全体の印象も明るくなり、若々しい雰囲気につながります。
雅子さまのように、ウエストマークをするスタイルは大人女子にとても参考になります。今回のように、コートのベルトを締めたり、今季であれば、細めのベルトをパンツに通すだけで、トレンド感もありつつ、スタイルアップも実現できます」
赤のハイネックを忍ばせることでセットアップでもかしこまりすぎずリラクシー
2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。雅子さまは、濃いブラウンのパンツスタイルのセットアップに、インナーは赤のハイネックトップスを合わせられていました。
「赤の鮮やかなハイネックトップスにダークカラーのブラウンを合わせることで、赤がより引き立っています。セットアップのパンツスタイルに、ハイネックできちんと感を出しつつも、ニットの温かみから、リラックス感も香らせることができます。足元は黒のブーツを合わせて、パンツとカラーは違っていても、ダークトーンでまとまっているので、スタイルアップ効果も。
ジャケットが、少し短めの丈なので、同素材のセンタープレスパンツを合わせると、Iラインが確立されスラッとした印象になります。
セットアップのパンツスーツは、かっちりとした印象になりますが、ニット素材を合わせることで、かしこまりすぎずデイリーな着こなしになじみます。シンプルなスニーカーを合わせて、カジュアルダウンさせても素敵です。
着ぶくれが気になるこれからの季節は、少し短め丈のトップスや、カーディガン、アウターをセレクトすると、視線が上がり、スタイルアップ効果が期待できますよ」