素材感が印象的なアウターは黒でも沈まずコーデのポイントに
2007年11月、学習院幼稚園の遠足で、東京都多摩動物公園に到着された雅子さまと愛子さま。雅子さまはハイネックにピーコートを合わせたお気に入りのコーディネートでご参加。
「織りのある素材のコートは、柄のようにも見え、コーディネートのポイントに。また、白タートルが顔周りを明るく、抜け感を出しています。モノトーンコーディネートでも雅子さまのように織りのある素材のアウターをセレクトすると地味にならずおしゃれです。トーンはそろっていても、コーディネートのアクセントになり、単調になりません。
ボトムはシンプルに。デザイン性のあるものは、トップスやアウター、小物で取り入れるとバランスよくまとまります」
アクセサリーもモノトーンMIXにすることでハイセンスな着こなしに
2013年2月、民族芸能公演を鑑賞されるため、国立劇場を訪問された天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。
「アクセサリーも白×黒のMIXパールでそろえるという、ハイセンスな着こなし。ベルベット素材があしらわれたジャケットからは、クラシカルな雰囲気が感じられ、季節感も漂っています。MIXパールのネックレスやイヤリングの白が、ほどよく抜け感を出し、大きめの粒で存在感があるので視線が上がります。
モノトーンコーディネートを作るとき、異素材をMIXすると、コーディネートが立体的になり、おしゃれに仕上がります。秋冬であれば、雅子さまのようなベルベットをはじめ、コーデュロイ、スエード、ファーなど、季節感が感じられるものがおすすめです」