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皇后雅子さま、冬の防寒も兼ねた首元のおしゃれファッションがエレガント 若かりし頃のコーデを振り返り

日本の各国駐在大使を招いて、伝統的な鴨猟を行う恒例行事に参加された天皇皇后両陛下
宮内庁新浜鴨場でカモを放鳥するご夫妻(1995年12月13日、Ph/JMPA)
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冬の寒さも本格化。毎日欠かせない防寒対策ですが、暖かいだけではなくおしゃれも手に入れたいところです。そこで、皇后雅子さまの首元のおしゃれに注目。スカーフの巻き方や差し込み方など、おしゃれ上級者を感じさせる着こなしに注目です。

外務省時代からスカーフが雅子さまのおしゃれアイコン

1993年2月外務省を訪れ、当時の渡辺美智雄外相に退職のあいさつをされる雅子さま(当時は小和田雅子さん)。

1993年2月外務省を訪れ、当時の渡辺美智雄外相に退職のあいさつをされる雅子さま
渡辺美智雄外相(当時)と握手をかわされる雅子さま。隣には父親の小和田恆さん(左)も(1993年2月9日、Ph/JIJI PRESS)
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ネイビーのセットアップに合わせたのは、ブルーやグリーンがはいったカラフルな柄のスカーフ。ボリューム感を出した立体的な結び方で、顔周りを華やかに見せてくれています。ボリューム感のあるスカーフは、目線が上に行くためスタイルアップ効果も。ヘアスタイルは、サイドパーツにして顔周りを立ち上げ、サイドを片耳にかけていて、当時のキャリアウーマンを象徴するトレンドのヘアスタイルでした。

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ブルーのピーコートに白のスカーフが爽やか

ご成婚の日取りも決まった1993年3月、御所でデートをされるために自宅を出る雅子さまをキャッチ。

1993年3月、御所でデートをされるために自宅を出る雅子さま
ブルーのピーコートに白地のスカーフが爽やか(1993年3月14日、Ph/KYODO NEWS)
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ネイビーブルーのピーコートに白地のストールを巻かれ、顔周りが明るい印象です。全体的にはシックな色合いながら、カチューシャやゴールドのイヤリングなど顔周りに小物を効かせることで、地味さは一切なし。おしゃれ上級者の雅子さまならではの着こなしです。

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シックなモノトーンコーデも白襟+スカーフで立体的に

1995年2月、阪神・淡路大震災の避難所の体育館で被災者を励ますご夫妻。雅子さまは、いつもは明るい色のスカーフを差し込むところですが、被災者へ配慮されてか、シックなモノトーンコーディネートでした。

1995年2月、阪神・淡路大震災の避難所の体育館で被災者を励ます天皇皇后両陛下
避難所の体育館で被災者を励ますご夫妻(1995年2月26日、Ph/JMPA)
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1995年2月、阪神・淡路大震災の避難所の体育館で被災者を励ます雅子さま
被災者と握手をされる雅子さま(1995年2月26日、Ph/JMPA)
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雅子さまは黒のジャケットにロング丈のプリーツスカート、白シャツをお召しに。シックな色合いですが、スカーフをプラスされ、防寒も。落ち着いたトーンのコーディネートで、被災者の気持ちに寄り添われた印象でした。

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パンツスーツのマニッシュスタイルも帽子とスカーフで華やかに

日本の各国駐在大使を招いて、伝統的な鴨猟を行う恒例行事に参加された雅子さま。パンツスーツのマニッシュなスタイルにスカーフのアクセントがエレガントです。

日本の各国駐在大使を招いて、伝統的な鴨猟を行う恒例行事に参加された天皇皇后両陛下
放鳥を終え、笑顔のお二人(1995年12月13日、Ph/JMPA)
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スタンドカラーのグレーのパンツスーツというマニッシュな装いに、首元のスカーフやグレーのリボンがあしらわれた白い帽子、パールのイヤリング、ゴールドのブローチをプラスされ、華やかさも演出されていました。この日は、ダークグレーのタイツ、バイカラーのグレーのパンプスを合わせられ、足元の防寒対策もばっちりでした。

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ビビッドな赤ニットもブラウンのスカーフでまとまりよく中和

1997年12月の雅子さま34歳の誕生日に合わせて公開された写真は、そのひと月前の11月に栃木県塩谷郡高根沢町・御料牧場にて撮られたもの。雅子さまは、赤のVネックニットを主役に、ブラウン系のチェック柄パンツとスカーフを合わせたカジュアルコーデでした。

栃木県塩谷郡高根沢町・御料牧場を訪れた天皇皇后両陛下
お二人そろっておしゃれなカジュアルスタイル(1997年11月19日、Ph/宮内庁提供)
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赤の洋服は、存在感も大きく、白だけを合わせるとパキッとしすぎたり、お祝い感が強く、かといって黒を合わせるとモードな印象が強くなります。雅子さまのように、赤×白に、色味が近いブラウンを合わせることで、パキッと感や派手さも中和され、ナチュラルにまとまります。

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重ね着のカジュアルコーデをスカーフで上品見せ

2002年11月、東京都港区の神宮外苑にて、黄色く色付いたイチョウ並木の下を散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま、ベビーカーには当時1歳の愛子さまも。

2002年11月、東京都港区の神宮外苑にて、黄色く色付いたイチョウ並木の下を散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま、ベビーカーには当時1歳の愛子さま
カジュアルなフリース素材のアウターというおそろいコーデをご披露(2002年11月21日、Ph/JIJI PRESS)
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この日は、雅子さまも天皇陛下もフリース素材のジップアップブルゾンでリンクコーデでした。雅子さまはライトグレーのブルゾンのチャックを少し開け、中に着たピンクのシャツを見せられるという技ありコーデ。さらに首元には赤×黒のスカーフを忍ばせ、カジュアルな中にも品を添えられたスタイリングでした。

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オフホワイトのパンツスーツを華やかスカーフでエレガントに

2003年11月、天皇陛下(当時は皇太子)と、まもなく2歳を迎える愛子さまと過ごされる愛らしいファミリーショット。

2003年11月、天皇陛下(当時は皇太子)と、まもなく2歳を迎える愛子さまと過ごされる愛らしいファミリーショット
間もなく2歳の愛子さまとのファミリーショット(2003年11月、Ph/宮内庁提供)
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2003年11月、天皇陛下(当時は皇太子)と、まもなく2歳を迎える愛子さまと過ごされる愛らしいファミリーショット
絵本を読み聞かせる雅子さま(2003年11月、Ph/宮内庁提供)
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雅子さまは、オフホワイトのパンツスーツに、グリーンやマスタード、赤などがはいった明るい色のスカーフをアクセントにしたコーディネートでした。ショートヘアなので、イヤリングの存在感もあり、顔周りは明るく華やか。かっちりマニッシュなパンツスーツもツヤのあるスカーフが加わることで、女性らしく柔らかい印象になります。

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