料理・レシピ

シャキシャキな旬のレタスを楽しむ選び方と保存法 長持ちさせるコツは「濡らすこと」

まな板の上のレタス
春が旬のレタスは鮮度が命!(Ph/photoAC)
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出荷時期によって春・夏・冬に区分され、通年売られているレタス。なかでも、春から夏にかけて出回るものは温かい日差しを浴びて育ち、みずみずしくシャキッとして特においしいのだそうです。旬のレタスの中でもよりよいものを見極める方法と、正しい保存の仕方を野菜ソムリエプロの福島玲子さんに教えていただきました。

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レタスの目利きのコツは4つ!カットにもポイントあり

レタスは鮮度が命の野菜です。シャキシャキとしたおいしいレタスを選ぶ、目利きの方法をお話しします。カットレタスや、サニーレタスやリーフレタスなどサラダに使う種類のレタスを見極めるときのポイントもありますよ。

レタスの見極めポイントは色、形、巻き、切り口

レタスは全体的にみずみずしさがあり、葉の色にツヤがある、淡い緑色のものが良品です。形は丸みがあり、巻きがやわらかくてふんわりとしているものを選びましょう。

半分にカットしたレタス
レタスは巻きがふんわりしているものを選んで(Ph/photAC)
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重さは、重いものよりも軽いもののほうが甘みがあっておすすめです。巻きがしっかりと詰まっていてずっしりと重たいものは、葉が硬く苦味があることも。野菜は重いものを選んでしまいがちですが、レタスの場合は避けるようにしましょう。

レタスの芯側
切り口は10円くらいの大きさのものが◎(Ph/photoAC)
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切り口は10円玉ほどの大きさで、白くてみずみずしいものが新鮮です。芯が大きいものは成長しすぎ、色が赤く変色しているものは鮮度が失われているサインなので、避けてくださいね。

カットされたレタスやリーフレタスの目利きは?

半分や四分の一にカットされたレタスの場合は芯の長さもチェックしましょう。芯が長いほど成長しすぎている証拠。硬くなっていたり、苦味があったりするので、芯が短めのものを選ぶのがベストです。

リーフレタスの葉先
リーフレタスやサニーレタスは、葉先が細かく縮れているものが食感がよい(Ph/photoAC)
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サラダなどによく使われるリーフレタスやサニーレタスは、葉先の縮れ具合が細かいもののほうがシャキシャキとした食感が楽しめるのでおすすめです。サニーレタスに関しては、外側の葉が紅色のものが良品です。

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