レタスの保存は、乾燥から守るのがポイント
レタスは乾燥に弱く、芯から水分が抜けていくにつれて鮮度も落ちます。傷んで変色しないよう、正しく保存しましょう。
丸ごと保存するときは水分を保つことが重要
丸ごと保存する場合は、新聞紙を濡らしてから包み、さらにポリ袋に入れて乾燥を防ぎましょう。新聞紙ではなく、霧吹きなどを使って水を吹き付けてからポリ袋に入れてもOKです。
保存は基本的に野菜室でしましょう。葉先が上、芯が下になるように置いてください。横にすると、畑で育つときと同じ向きになろうとして余計なエネルギーを使い、味が落ちやすい傾向にありますので、注意してくださいね。できるだけ2〜3日程度で食べきりましょう。
ちなみに、丸ごとを一気に調理するときは手で芯をねじり、くり抜いてから、水でゆすげば簡単に洗うことができます。
カットの場合はラップで密閉保存を
レタスはカットすると、切り口から水分が抜けて変色します。少しずつ使うときは、カットせずに外側の葉からはがしていくと長持ちしやすいです。
カットされたレタスを買ったときや半分にカットして保存するときは、切り口にラップが密着するようにしっかり包んで野菜室に入れましょう。こちらも2~3日以内に食べきりましょう。
◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/
構成/イワイユウ