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【オバ記者連載38】相撲巡業で気づいた「私は朝稽古しないお相撲さんだった」

当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。

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「痩せてイイ男と結婚したい!」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか? 今回はプライベートで訪れた「相撲巡業」で、“なぜ痩せられないか”にようやく気づいた!?

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「今度こそ、本当に今度こそ、私は痩せられる」

そういうと、「だから何度、言った?」と言う声がこだましており。すっかり狼少年ならぬ、狼おばさんとなって、いやもう、まわりの目の冷たいこと。仕事仲間は「ダイエット? ネタでしょ」「違うよねえ。ギャグでしょ」とまで言うのよ。

まあ、これまでのいきさつを知っている人なら、そりゃそうだ。それは百も承知の上で宣言するけど、今回ばかりは本当に自信があるの。てか、なぜ私がこれまで成果が表れなかったのかも、よくわかったんだわ。

それはともかく、50才過ぎたころから、朝食を食べるのが難しくなったの。人並み以上に丈夫な胃腸だから、よほどの2日酔いでもない限り、目が覚めた瞬間から胃が動き出すの。冷蔵庫にあるものを思い浮かべ、さて、今日は何を作って食べてやるべえと考えるのは若いころと同じだけど、おいしく食べた後がダメ。「ごちそうさま~」とお箸を置いたらもう体が横になりたがるの。で、ほとんど無意識にベッドに這っていき、気がつくと1~2時間、爆睡。この2度寝の気持ちいいことね~。

が、これをし始めたころからよ。体重が右肩上がりになってきたのは。「そりゃそうですよ。ちゃんこ食べたら寝るお相撲さんと同じことしているんですよ」と言ったのは編集О君。これがやけに耳に残っていたんだわ。

高崎の相撲巡業で見たのは…

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