健康・医療

夏の終わりの「胃腸の不調」はなぜ起こる?「1日3食」にとらわれないのも体調を整えるカギ

納豆、キムチ…発酵食品もおすすめ

「誰もが簡単にできることとして、お腹が空いていない時に無理をして食事を摂らない、という方法があります。私は1日3食にとらわれず、できるだけ“お腹が空いたな”と感じたタイミングで食べるようにしています。特に夏の暑い時や、夏から秋にかけて気温が大きく変化するようなときには、胃腸に消化という負担をかけすぎないようにしたいですね。

キムチ
発酵食品を積極的に摂って腸の環境を整えよう(Ph/photoAC)
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また、腸の環境を整えるという意味では、発酵食品がおすすめです。納豆、キムチ、ヨーグルト、ぬか漬けなど、好きな発酵食品を取り入れてください」

胃腸を万全にして、食欲の秋を迎えましょう。

◆教えてくれたのは:医学博士・高尾美穂さん

医学博士・高尾美穂さん
医学博士・高尾美穂さん
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愛知県出身。イーク表参道副院長。産婦人科専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。ヨガ指導者としても女性の健康を支えている。著書に『更年期に効く 美女ヂカラ』(リベラル社)、『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)など多数。

取材・文/小山内麗香

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