ライフ

66歳オバ記者、「元気以上の財産はない」と実感した“乗り鉄”旅 「湧き水のある遠野の神社」から「大谷翔平の母校」まで

大谷翔平の母校へ行ってみた

目的の講演会が終わったのは午後4時過ぎ。「どうする? 私は花巻温泉に泊まるけど」とK.Kさんに聞かれ、いったんは「帰る」と言ったものの、「明日、大谷翔平選手の母校の花巻東高校に行ってみようと思うんだけど」と言われたら、もうダメ。

メジャーリーガーになった彼が高校の3年間、汗を流したグランドでは後輩たちが声をあげていてね。それだけでおばちゃんは大感激。いいものを見せてもらったと寿命が延びたような気がしたわよ。

オバ記者
大谷翔平選手も練習してたグラウンドと一緒に記念撮影
写真10枚

そこで勢いをつけたか、花巻温泉に1泊して帰るつもりがなぜか青森へ。そこで1泊して市場で新鮮な魚を買ったら、弟に食べさせたくなって茨城へ。そこでまたまた1泊して早朝やっと帰宅。着替えもそこそこに再び東京駅へ向かい、10時53分発の特急ひたちに乗っていたの。

さすがにここまで行き当たりばったりをしたら翌日は使い物にならなかったけれど、充実感、ハンパなくてね。夜はぐっすり朝まで一度も目を覚まさず眠れたわよ。

66歳。元気以上の財産はないね。

◆ライター・オバ記者(野原広子)

オバ記者イラスト
写真10枚

1957年生まれ、茨城県出身。体当たり取材が人気のライター。これまで、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。昨年10月、自らのダイエット経験について綴った『まんがでもわかる人生ダイエット図鑑 で、やせたの?』を出版。

【354】66歳オバ記者、大学病院での検査で思い出した「卵巣がん疑い」で検査の日々だった8か月前のこと

【353】66歳オバ記者、階段で感じた衰え「体が動かない」 専門家に聞いた“上るコツ”とは?

→オバ記者の過去の連載はコチラ

関連キーワード