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運動ゼロで10kg痩せた管理栄養士が語る「痩せるための運動は不要」「有酸素運動は要注意」のワケ

激しい運動やきつい運動は老化を招く

ダイエットのためにと、激しい運動をする人も多いですが、三田さんいわく、老ける原因にもなるので、おすすめできないと言います。

「なぜかというと、運動は酸化ストレスになるから。酸化ストレスとは、体内で活性酸素を発生させ、細胞を酸化させ、傷つけてしまうこと。つまり、無理をして運動をすることで酸化ストレスを発生させ、老化を促進してしまうのです」

更年期の女性は「骨のために」散歩を

更年期の女性にとっては、散歩がおすすめだと言います。

散歩をしている女性
更年期からの運動を考えるなら、筋肉よりも骨のため。おすすめは普通に歩くこと(Ph/イメージマート)
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「ただし、更年期の女性の場合、骨のことを考えると、多少は体に負荷をかける必要があります。更年期からの運動を考えるなら、筋肉よりも骨のため。おすすめは普通に歩くこと。散歩程度で十分なのです。歩くことで骨に刺激を与え、気分よく外を歩いて、適度に紫外線を浴びることは、骨を丈夫にするだけでなく、自律神経を整えることにつながります。更年期の女性には特に必要なことなのです」

◆教えてくれたのは:管理栄養士・三田智子さん

管理栄養士の三田智子さん
管理栄養士でモデル体型ダイエット塾を主宰する三田智子さん
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2010年モデル体型ダイエット塾をオープン。ダイエット研究のために女子栄養大学短大へキャリア入学し、卒業後、栄養士の資格を得て一般社団法人日本栄養バランスダイエット協会を設立。同時にモデル体型ダイエットインストラクター養成講座を開講。さらに、2020年58歳で「管理栄養士国家試験」に合格。著書に『食べたいものを食べて一生スリムをキープする食事のすごい黄金バランス』(青春出版社)がある。https://modeltaikei.com

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