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石橋貴明、食道がんで活動休止 離婚後は高級マンションに1人で住み続け「酒量が増えていた」との証言も 闘病生活は長女・石橋穂乃香が献身サポート 

食道がんの治療のため、活動を休止している石橋貴明(時事通信フォト)
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気持ちのいい独特のテンポでしゃべる声に、異変が起きていた。2021年の離婚後も悠々自適な生活を送っていたと思われていた石橋貴明(63才)を襲った寄る辺なさ──。

いまにも消えてしまいそうな声だったが、それでも必死に腹の底から絞り出す。その日の石橋貴明は、一言しゃべり終えるたびに息をあげた。

「石橋さんは3月中旬、動画配信サービスでメジャーリーグの日本開幕戦、ドジャース対カブスのスペシャルナビゲーターを務めていました。“大谷さんだ! でっけえ……”などと中継を盛り上げていましたが、その声はかなりかすれていて、時には聞き取りづらい部分もあり、視聴者から心配の声が寄せられていました」(芸能関係者)

中継から約2週間後の4月3日、石橋は自身のYouTubeチャンネルで、食道がんの治療のため、当面活動を休止すると発表した。

「石橋さんは現在、消化器系のがん治療において、先進的な技術を持つ都心の総合病院に入院しています。著名人用の病室もあり、ここなら安心です。早期に見つかったようなので、しっかり休んで元気な姿を見せてくれるといいのですが……」(前出・芸能関係者)

2018年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)、2021年に深夜番組の放送も終わると、地上波のレギュラー番組はなくなったものの、石橋はラジオや動画配信を主戦場に活躍。特に野球を中心としたスポーツ系の情報発信で注目を集めてきた。それだけに、声や体調の異変は関係者には広まりつつあり、実際、病魔は昨年の秋頃から忍び寄っていた。

昨年の11月8、9日、石橋は相方の木梨憲武(63才)とともに、29年ぶりの武道館公演となった『とんねるず THE LIVE』に臨んだ。チケットは即日完売し、会場には1万8000人が詰めかけた。

「このライブの最中にも、歌い終わった後にぜいぜいしながら“呼吸が……”と、顔をゆがめていました。さらに2日目のMCでは石橋さんが『今回のライブを卒業式として開催することを決めました。でも昨日と今日、ライブをやってそんなふうに考える必要はまだないのかなって思い出して……まだ卒業できそうもありません』と、正直な思いを吐露する場面もありました。

いま思えば、石橋さんはこの時期から体の異変を感じていて、自身の進退を考えていたのかもしれません。そんななか満員の観客の熱気を前に、もうしばらくは頑張りたいと考えたのでしょう」(音楽会社関係者)

彼を知る別の芸能関係者は、私生活での異変も感じていたという。それは2021年に鈴木保奈美(58才)と離婚した後からだそうだ。

「明らかに酒量が増えていました。自宅でひとり酒をすることも多かったようです。石橋さんは、家族5人で暮らしていた190平方メートルほどの都内の高級マンションにひとりで住み続けていますが、もしかすると寂しさから、ついつい酒量が増えたのかもしれません」

鈴木は離婚後も、石橋が社長を務める芸能プロダクションに残り、事務所の社長と所属俳優という関係を続けている。しかし日常生活での交流はほとんどなく、石橋はひとりで過ごすことが少なくなかったようだ。

「保奈美さんは、石橋さんががんを公表した後もコメントは出さず、沈黙を続けています。保奈美さんは離婚後、実母との時間を大切にしているそうです。彼女のお母さんは、2004年に夫が亡くなって以降、20年ほどひとり暮らし。いまは母娘で旅行や買い物に出かけたりする時間が保奈美さんの癒しになっていると聞いています」(テレビ局関係者)

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