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渡辺満里奈さんが語る、毎日のごきげんの作り方「不機嫌になる自分を責める必要はないけれど、なぜそうなったのかを考えて少しずつ整えていく」

『reShine2025年秋号』に登場した渡辺満里奈さん
落ち込みやイライラや自己険悪を軽やかに昇華させてしまう秘訣とは?
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いつもごきげんに過ごしている人は美しく、若く、ハッピーに見えます。大人の女性をとりまく世界にはウチにも外にも不機嫌のタネがいっぱい。落ち込みやイライラや自己険悪を軽やかに昇華させてしまう秘訣と知恵を、タレントの渡辺満里奈さん(54歳)に伺いました。発売中の大人女性に向けたムックシリーズ『reShine2025年秋号』に掲載している記事から抜粋して紹介します。

日々の不機嫌は芽を見つけて冷静に対処

今年5月に書籍を上梓した満里奈さん。タイトルはその名も『不機嫌ばかりな私たち』。この本を書き進める中で、自分の「不機嫌のタネ」を一つ一つ見つけては対処するようになったと言います。

「不機嫌になっても、いいんです。だって人間だもの(笑)。でもね、“なんで不機嫌なんだろう“って気づけると、ちょっと楽になるんですよ」

「例えば、日々の細かい家事で“自分ばかりが我慢している“と感じることが積み重なって不機嫌になりかけたとき、“それは私の仕事じゃない“と線引きをしたり、夫とのコミュニケーションでは“あなたを否定しているのではなく、こういうことが嫌だ“とはっきり伝えたり。相手を責めるんじゃなくて、“その行動はちょっとイヤなんです“って、やわらかく伝える。これが大事。角を立てずに、自分の機嫌は守れます」

『reShine2025年秋号』に登場した渡辺満里奈さん
「日々の不機嫌は芽を見つけて冷静に対処」
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よく言われる“自分の機嫌は自分で取れ“という言葉も、こう受け止めます。

「あれって、時々プレッシャーになりますよね。だから私は、不機嫌になるのは自然なことって思うようにしてます。 で、“何に我慢してる? 本当はどう思ってる?“って、自分に聞いてあげるんです」

そして「不機嫌になる自分を責める必要はないけれど、なぜそうなったのかを考えて少しずつ整えていくことが、自分の心を楽にする」そう。

自分の気持ちに正直でいることが、満里奈さんの“ごきげん“につながっているようです。

“モヤモヤ”をかかえる大人たちからの反響多数!

『不機嫌ばかりな私たち』(渡辺満里奈 著/講談社 刊)

『不機嫌ばかりな私たち』(渡辺満里奈 著/講談社 刊)
『不機嫌ばかりな私たち』(渡辺満里奈 著/講談社 刊)
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大人の女性は「不機嫌」だらけ!そんな女性たちが抱えるストレスについて素直な思いを真摯に綴った、渡辺満里奈さんのフォトエッセイ。大人世代が参考になる私服コレクションなども多数収録。@funnyfacefunny

◆タレント・渡辺満里奈さん

わたなべまりな。東京都出身。素人系番組の先駆けとなった伝説的テレビ番組「夕やけニャンニャン(おニャン子クラブ会員番号36番)」で芸能活動開始。「深呼吸して」(EPIC・ソニー)でソロデビュー。おニャン子クラブ解散後は清潔感あふれる明るいキャラクターを活かしテレビ・CM・雑誌などで活躍。台湾やピラティスをいち早く紹介するなど女性からも注目される。食や手芸を題材にしたナチュラルなライフスタイルを綴る書籍の評価も高い。近著に「不機嫌ばかりな私たち」(講談社刊)がある。

撮影/沼尾翔平 ヘアメイク・スタイリング/三上津香沙 構成・文/加治かおる

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『reShine2025秋号』では、気分が上がる美容・趣味・暮らしの実例やヒントを紹介。特集では“いくつになってもキレイ”の作り方や、ご機嫌でいるための秘訣を、reShine世代=(50~60代の女性たち)である、安田成美さん、高島礼子さん、南果歩さん、松本伊代さん、紫吹淳さん、鈴木砂羽さん、渡辺満里奈さんたちにインタビュー。誰もがおしゃれで粋に見える大人の着こなしについて、同世代の人気モデル、富岡佳子さん、前田典子さんがレクチャー。ほか、京都の大人旅や、白髪・薄毛対策、気になる美容医療など、役に立つトピックスをお伝えします。「付録付き限定版」では、3WAYに使えるマルチパウダー「レカルカ イルミネイトマルチ」の現品付き。

※『reShine』2025年秋号