ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、肌ブラッシングのススメ。
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メイクの良し悪しは、肌次第! 特に仕事のときは、メイクよりスキンケアに時間をかけることがあるくらい。だから、大人の女優さんたちはきれいなの。でも、私たちは、そう手間をかけられませんよね…。
メイクのりのよい、なめらかでくすみのない肌に必要なのは、「角質」と「血行」ケア。大人は肌表面のターンオーバーがうまくできなくなるので、古い角質が残って肌がゴワついたり、カサついたりしてしまいます。まずはこれをやさしくオフすること。さらに滞りがちな血流やリンパを流すことで、くすみや赤みが解消されます。
このケアを、毎朝簡単にできる方法はないかといつも考えていたんです。で、思いついたのが、専用ブラシを使ったドライマッサージ!
ドライマッサージから洗顔まで使えるブラシ
朝、洗顔前に血液やリンパの流れに沿って目の周りやフェイスラインをブラッシングしたら、首からデコルテに向かって流すだけ。これで夜の間の血液やリンパの滞りが解消され、ほこりをはらうように古い角質をオフできます。ブラシだからといって、絶対にゴシゴシこすっちゃダメ! 羽でフワッとなでるようなソフトなタッチでね。肌が柔らかく、なめらかになるのはもちろん、すっきりパッチリして気分もアガりますよ。
ちなみに私は日中、「なんか顔が疲れてる…」ってときも、メイクの上からササッとブラッシング。血行がよくなってすっきりするうえ、ファンデーションのヨレが整ってメイク直しにもなります。洗顔ブラシとしても使えるから、1つあれば朝昼晩と活躍しますよ。
プロはそれぞれのやり方で化粧のりのよい肌をつくりますが、便利な道具に頼れば、誰でも簡単・短時間でメイクが映える肌になれるんです!
シルク生糸と山羊毛を50%ずつミックス
シルク生糸には保湿成分に近い“セリシン”が含まれているため、使うたびに溶け出して肌になじむ。KOBAKO シルクマッサージブラシ 6480円/貝印 電話:0120-016-410
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山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『同窓会で二番目にキレイになるには…』(小学館)も好評。