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2019.06.08 06:00

62歳オバ記者、リバウンドと闘う！医師からは「間食禁止令」出る

昨年、”月曜断食”で11kgの減量に成功したが、今はリバウンド街道まっしぐらのオバ記者。かかりつけの医師からダイエットのアドバイスを受け、さっそく実践！

ところが思わぬ壁が…。連載146回目はオバ記者がリバウンドに抗う日々を綴ります。

＊　＊　＊

夜中に心臓をわしづかみされるような痛みで飛び起きて、駆け込んだ近所の坪井医院。月1度の通院のとき、私がダイエットの記事を書いているというと、さわやか系医師の坪井秀太さんが、1か月で5kg痩せた方法をメールで教えてくれた。

医師伝授の”サラダダイエット”、間食したら意味なし!?

それは、ボウル1杯の葉物野菜サラダをノンオイルドレッシングで食べてから食事を開始するというもの。「野菜さえ食べてしまえばあとは好きに食べてOK」って、あら、ステキ！と、思ったら、そこは医師ね。このダイエット法の注意点をちゃんと追記しているんだわ。

「自分はもともと太らない体質なので、誰でも5kg減るかは不明」
「野菜の量が少ないと効果がない。間食したら効果がない。間食とは、水、お茶以外の全てで、あめ1個、ガム1枚、せんべいひと口でも間食」

さらに「これで体重は減るが、運動しないとウエストは減らない」って、思わずわが腹を見ちゃったわよ。

で、「体重増加の原因は、内科的疾患がない限り、総カロリー過多。つまりカロリーを摂取しなければ、絶対に痩せます」と言われたら、“月曜断食”で11kg減った私は黙るしかない。いや、黙ってないで、やるしかないでしょ。

私が週に3日、アルバイトをしている議員会館には、お弁当にサラダをもっていくことにして、ランチタイムにむしゃむしゃ。坪井医師はノンオイルドレッシングを推奨するけど、少量でもいいから、ドレッシングはひまわり油と米酢で作った手製のにしたい。その代わり、“間食なし”は死守することに決めたの。

でも、これが至難の業でね。議員会館には、地元からさまざまな業種のお客さまが見えて、銘菓をおみやげにくださるんだわ。先日も、大ぶりの豆大福を20個ばかりもってきてくれた人がいて、賞味期限は2日間。待ったなし。

「ダイエット？　1個や2個、食べたってどーってことねぇって。ほら、食べろ。いいから食えな」

わが郷里の胸に金バッジをつけたTダイギシが私に迫るんだよ。ちなみにTダイギシが、坪井医師と同じ、“もともと太らな体質”の人なんだよね。昔、自民党の大物議員が、「毒まんじゅうを食べさせられた」という話があったけど、ダイエットを決意した私には、この豆大福がまさに毒まんじゅう。

せっかく3日間、間食を完全に絶って、お腹が目に見えてベコンと引っ込んだばかりだから、なんとしても食べたくない私。

さあ、どうする！　続きは次回。

1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』（日本テレビ系）に出演したこともある。