みなさんは、「もんた」をご存知ですか? もんたは、今SNSを中心に話題になっている猫です。飼い主さんが画像や動画を投稿するたび、「可愛い!」とみるみるうちにファンが増加。
9月9日には、写真集『もんたの日常』(KADOKAWA)が発売されるほど人気になっています。
おっとり系にゃんこ・もんたに癒やされる
2019年8月頃に生まれた雑種猫のもんた。それから約2か月後の同年10月、保護猫の譲渡会にて現在の飼い主さんに引き取られ、福岡県糸島市で暮らしています。
飼い主さんがYouTubeやツイッター、インスタグラムでもんたの姿を投稿するようになったのは、昨年中頃。薪ストーブの前にたたずむむもんた、おもちゃで遊ぶもんた、飼い主さんに歯磨きされるもんた、散歩するもんたなど、何気ない日常を切り取った写真や動画はどれも癒し満点。
特におっとりとした動作が「可愛い」と評判で、「24時間見ていても飽きない」という声もあがっていました。
「ギズモみたい」と顔立ちや表情も話題に
また、表情もとっても愛らしい! 目をぱっちり開けて可愛く決めていたかと思えば、次の瞬間には目も半開きになってボケッとしていたり、最初からのんびりモードで表情筋が緩んでいたり、威嚇するように睨みつけたり。おっとりした性格にも関わらず、表情豊かなところももんたの魅力です。
「いつも絶妙な顔を見せてくれる」と、もんたが醸し出す“味”に虜になるファンはあとを絶ちません。ちなみに、ファンの間でもんたの顔立ちは「映画『グレムリン』のギズモみたい」と言われているのだとか。
もんたの“おっとり”な1日
糸島市内で、飼い主さんと暮らしているもんた。『もんたの日常』の冒頭には、引き取ったばかりの頃の“赤ちゃんもんた”から現在に至るまでの姿が収められています。
赤ちゃんもんたは、こころなしか目元がクリンとしている印象。ブランケットに包まれたシャッターチャンスを提供したり(?)、毛布の上で大きなあくびをしたりして、この頃からカメラ映えしているようです。
少し大きくなると、さらに表情豊かに。前足をたたみ寝転んだカットで見せた顔は、一見無表情なのに何かを訴えている気がします…。これだから目が離せません! そして、本書のメインとなっているのは「現在のもんた」。たくさんの写真とともにとある1日を追う構成になっています。
なかでも、家の外に飛び出してお散歩するカットが豊富です。庭で寝転んでいるもんたは、無防備でまさに自然体! それだけ飼い主さんに気を許しているのでしょうね。静止画なのにおっとり感が伝わってきて癒やされます。
庭の草むらの影でたたずむカットは、郵便受けの赤と緑ともんたの黒が美しいコントラストを生みました。いつも自然体なもんたが偶然生んだ、フォトジェニックな1枚です。
もんたの日常は癒しだらけ! 初めて知ったあなたも、これを機に注目してみては?