急に涼しい日もあるなど、早くも秋を感じてきましたが、夏の終わりに気になるのは、やはり夏の暑さや紫外線によってダメージを受けた肌やカラダ。
今回は、シドニー五輪女子マラソンに日本代表として出場したオリンピアンの1人で、現在は料理研究家として活躍する市橋有里さんに、この時季、女性の健康と美容にうれしいヘルシースイーツの作り方を直撃!
市橋さんの連載「美活にアリなスイーツ」でご紹介するのは、これからの時期、積極的に食べたいブルーベリーをたっぷり使用した簡単ヘルシーデザート。見ための可愛さだけではなく、栄養満タンなので夏にダメージを受けたカラダにぴったりですよ。
* * *
カラダを整えるスイーツ「ベリーカスタード」レシピ
こんにちは、市橋有里です。今回紹介するのは、万能フルーツのブルーベリーを使った“修復系スイーツ”。タルト好きなかたも多いかと思いますが、私はどちらかというとタルトが苦手…。でも、中に敷き詰めるフィリングは好きなんです。
そんなわがままから思いついたのが、この「ベリーカスタード」。とっても簡単なので、ぜひチャレンジしてくださいね。
《材料》(2人分)(エネルギー:547kcal/1人分は270kcal)
ブルーベリー…100 ヨーグルト…100g(無糖ヨーグルトを一晩水切りして半量にしたもの) コーンスターチ…大さじ1 薄力粉…大さじ1/2 三温糖…50g 卵黄…1/2個分 牛乳…125ml バター…5〜7g レモン汁…小さじ1/2
《作り方》
【1】 耐熱ボウルに、ヨーグルト、コーンスターチ、薄力粉、三温糖、卵黄、牛乳から順に加えて混ぜる。
【2】 ふんわりとラップをかけて、電子レンジ(600w)で2分加熱し、取り出してよく混ぜる。これを3回ほど繰り返す。
【3】【2】が熱いうちにバターとレモン汁を加え混ぜ、バットに移して、表面が乾燥しないようにラップをかぶせて冷まし、冷蔵庫で冷やす。(あらかじめ個別容器に入れてもよい)
【4】器に【3】を入れ、ブルーベリーを敷き詰めたらでき上がり。
【POINT】牛乳を豆乳に変えても◎。よりヘルシーになります。
“修復系”フルーツの最高峰! ブルーベリー&ヨーグルトで補って整える
ポリフェノール豊富で抗酸化作用のあるブルーベリーはビタミンCも豊富なので、紫外線のダメージを受けやすい今の時期にたっぷり食べたいフルーツの1つ。
今回は、クリームチーズの代わりに水切りヨーグルトを使っているので、さらにカロリーダウン。また、ブルーベリーの繊維質とヨーグルトのビフィズス菌で腸の健康効果もダブルで期待できます。夏のダメージを修復しつつ、しっかりインナーケアもしていきましょう!
◆教えてくれたのは:料理研究家・市橋有里さん
いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。https://ameblo.jp/ariblo-ichihashi/
●旬の桃をまるごと絶品ジュレに!オリンピアン考案の15分ヘルシーレシピ