インストラクターやダンサー、ヘアメイクアップアーティストなどのプロフェッショナルにとって、健康で美しい体を保つのも仕事のうち。
そこで、そんなプロのスリム美人たちに、ワークアウトや食事など、“美痩せ”のために心がけていることを質問!
今回お話をうかがったのは、新鮮なコールドプレスジュースが人気の「CLEANSING CAFE Daikanyama(クレンジング カフェ ダイカンヤマ)」のオーナーの今泉牧子さん(33歳)。
エステティシャンとして美を追求してきた彼女は、米国・ニューヨークでコールドプレスジュースに出合い、2014年、代官山に「CLEANSING CAFE Daikanyama」をオープン。店舗経営のかたわら、食品メーカー「不二家」の顧問も担当する。多忙な中、体型を維持している秘訣を教えてもらった。
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FOOD/食べ過ぎたときは、コールドプレスジュースで調整
職業柄、ヘルシーなものばかり食べていると思われるのですが、実は焼き肉や揚げもの、お酒も大好き(笑い)。「不二家」さんのケーキやパスタの試食もしますし、多分普通の人よりも食べているんですよね。
おいしいものが好きだから、外食する機会に我慢はしたくない。でもそれで、過去には7kgも体重が増加してしまったことも…。そのときには、ストイックに食事制限と運動をして、2カ月で7kg減量しました。でも、それ以来、無理なダイエットはしていません。
今では、外でごはんを思い切り食べる予定があるときは、朝食やランチをお店のコールドプレスジュースやクレンジングスープに置き換えて調整。野菜1kg分の栄養を摂ることができるので、お肌もツルツルに。むくみ解消などにも活用しています。
WORKOUT/自分のサボり癖を理解して、運動習慣を管理
もともと運動が好きではない上、自分に甘い性格なので、放っておくと忙しさを言い訳に運動をしなくなる(笑い)。通いやすい状況なら続くかも…と週に1回ずつ、自宅マンションの1階にある岩盤ヨガと、パーソナルトレーナーに仕事場にきてもらってのレッスンを受けています。
岩盤ヨガは必ず朝。仕事の前に汗を流すことで、その後もすっきりとした気分で1日を過ごすことができます。3年以上通っているクラスは、自己整体を基本とするルーシーダットン式のヨガ。
長年一緒に仕事をしている野島裕子さんがインストラクターです。彼女のバイタリティにはいつもパワーをもらっています。相性がいい先生を見つけることが、長く続いている理由かもしれません。
パーソナルトレーニングでは、二の腕や背中の筋トレや、体幹を鍛えるエクササイズを。どうしても上半身が太りやすいので、引き締めるように心掛けています。
自分ひとりだとついゆるくなってしまうけれど、パーソナルトレーニングなら限界最大限の負荷を見極めてもらうことができる。サボり気味になると、連絡が来るのにも助けられています。
BEAUTY/日本未入荷の最新アイテムもチェック!
エステティシャンとしてキャリアをスタートしたこともあり、ビューティーには興味津々。いろんなアイテムにチャレンジするのが大好きです。
特に、ニューヨークで最新のオーガニックコスメを購入して、試すのが楽しい。いつも現地在住の美容ライターさんに、日本未入荷の注目アイテムを教えてもらっています。
最近のお気に入りは、ビバリーヒルズ生まれのオイルコスメ「UMA(ユーエムエー)」のマッサージオイル「Wellness Oil Traial Kit(ウェルネスオイル トライアルキット)」。お風呂美容として愛用しています。
また、カリフォルニアのジュースショップ「Moon Juice(ムーン ジュース)」の「Beauty Dust(ビューティーダスト)」は、ゴジベリーや五味子(ゴミシ)などの粉末などが入った漢方。美肌や美髪に効果があるそう。飲み物に加えて取り入れています。
ミーハーにいろいろ試している中で唯一、何年もリピートしているコスメも。「コスメデコルテ」の「モイスチュア リポソーム」(40ml 1万800円)は、12時間うるおいを保つ、というだけあって保湿力が抜群。朝晩、プチプライスのシートパックと併用しています。
体型維持も仕事と同じで、「諦めたら終わり」なんだと思っています。逆にどちらも頑張った分だけちゃんと結果が出る。そう信じて自分のベストを尽くすことが大事だと思っています。
今回のスリム美人:今泉牧子さん(33歳)
いまいずみ・まきこ。「CLEANSING CAFE Daikanyama(クレンジング カフェ 代官山)」オーナー。25歳でエステサロン「ルフィリア」を開業し、30歳のときに「CLEANSING CAFE Daikanyama」をオープン。現在は、「不二家」の顧問としても活躍。座右の銘は「妥協しない」。