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《更年期を迎えたら要注意!》夫婦喧嘩が絶えないならアンガーマネジメント+食事・漢方で怒りのコントロールを

イライラに効く食べ物

普段からイライラする気持ちを抑えるためには、緊張や興奮を鎮めて、イライラやストレスをやわらげる効果が期待できる「カルシウム」を食事に取り入れるのがいいでしょう。

カルシウムの含有量が多い食品は、乳製品(牛乳、チーズ)や小魚(しらす干し、ししゃも)、大豆製品(木綿豆腐、厚揚げ)などです。

板の上に乗ったチーズ
カルシウム摂取におすすめの食材はチーズ
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なかでも、乳製品に含まれるカルシウムは、ほかの食材に比べて吸収率が高い傾向があります。とくに、牛乳を濃縮して作られたチーズは少量で効率よくカルシウムを摂取できる優れものです。

おやつや晩酌のお供にチーズを食べたり、チーズを使った料理を献立に加えたりして、生活に取り入れてみましょう。

イライラには漢方薬も役立つ

アンガーマネジメントや食事で効果を感じられなかった人は、イライラしやすくなる原因である、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、ストレス、過労などにアプローチして根本改善を目指す漢方薬を取り入れるという方法もあります。

小皿にのった生薬
イライラを抑えるのに役立つ漢方薬を紹介
写真7枚

おすすめの漢方薬

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

女性ホルモンの乱れを整えることで、気分の落ち込みやイライラなどの更年期の精神的症状に働きかけます。のぼせ感があり、疲れやすい人に用いる漢方薬です。

→加味逍遙散について詳しく知る

・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

カッとなりやすい、イライラしやすいなどの興奮を抑え、精神の安定に働きかけます。体力が低下している人に用いる漢方薬です。

→抑肝散加陳皮半夏について詳しく知る

漢方薬を始める際の注意点

漢方薬は食事の工夫などでは不調が改善しなかった人でも、効果を感じる場合が多くあります。

ただし、漢方薬はその人の体質に合っていないと、よい効果が見込めないだけでなく、副作用が起こることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるために、服用の際は漢方に詳しい医師や薬剤師に相談するのが安心です。

◆教えてくれた人:薬剤師・山形ゆかりさん

白衣の女性
薬剤師の山形ゆかりさん
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やまがた・ゆかり。薬剤師、薬膳アドバイザー、フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ。牛角・吉野家ほか薬膳レストラン等15社以上のメニュー開発にも携わる。「健康は食から」をモットーに健康・美容情報を発信する「Medical Health -メディヘル-youtubeチャンネル」(@medicalhealth–7900)で簡単薬膳レシピ動画を公開するなど精力的に活動している。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」(https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/)でも薬剤師としてサポートを行う。

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