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「面倒くさい…」加湿器のお手入れなぜ必要?今どき機種には「フィルター使い捨て」も 加湿器最新事情を家電ライターが語る

【1】象印マホービン『スチーム式加湿器EE-DD35・50』

象印マホービン『スチーム式加湿器EE-DD35』
フィルターのないスチーム式加湿器。象印マホービン『スチーム式加湿器EE-DD35』1万9580円(税込)/『スチーム式加湿器EE-DD50』2万1780円(税込)
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一見、湯沸かしポットのように見える、スチーム式加湿器。フィルターがなく、取り扱いやお手入れも手軽なことが特長です。

定期的なお手入れは、本体のクエン酸洗浄を1~2か月に1回行うだけ

「ポットのようにシンプルな構造のスチーム式加湿器。沸騰させたきれいな蒸気を約65℃まで冷まして部屋を加湿します。間口が広いため使用前の給水と使用後の排水も手軽です。本体容器は汚れがつきにくいフッ素加工。定期的なお手入れは、1~2か月に1回、溶かしたクエン酸を入れ、『クエン酸洗浄モード』で洗浄するだけと、非常に簡単です。運転モードは『ひかえめ』『標準』『しっかり』の3段階から選べ、温度に適した快適な湿度にコントロールします。熱湯を扱うため、『チャイルドロック』『フタ開閉ロック』『転倒湯もれ防止構造』と安全性にも配慮しています」

【2】ダイニチ『RXT TYPE【2023年モデル】』

ダイニチ『RXT TYPE【2023年モデル】』
加湿能力が高いハイブリッド式。ダイニチ『RXT TYPE【2023年モデル】』2万6000円~3万2000円前後(税込)※2023年12月15日現在の実勢価格、編集部調べ ※適用床面積やタンク容量により価格は異なる
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加湿能力が高いハイブリッド式で、お手入れのしやすさも好評なのが、こちら。

フィルターとトレイカバーを丸ごと取り換えて清潔さを手軽にキープ

「気化式と温風気化式を組み合わせたハイブリッドタイプ。設定湿度に達するまでは温風を当てて気化スピードを速め、設定湿度に近づいたら通常の風を当てることで、加湿効率を高めつつ、ムダな電力を使いません。

ぬめり対策として、空気取り込み口、トレイ、気化フィルターには抗菌加工、タンクキャップには銀イオンの抗菌成分が溶出する『Ag⁺抗菌アタッチメントEX』が施されています」

特筆すべきは、使い捨てのトレイカバーとフィルターを取り付けられること。

「まず水が溜まるトレイ部分には購入時にトレイカバーが標準搭載されており、トレイのお手入れは1シーズンに1回、別売の使い捨て仕様のカンタン取替えトレイカバー(3枚入り1650円)に交換するだけで済みます。また気化フィルターは『カンタン取替えフィルター』(別売・2640円)を装着しておけば、通常月1回必要なお手入れが不要になり、3か月に1回、交換するだけと手軽です」

こうした加湿器を使えば、お手入れのために貴重な時間と労力を使うこともなく、毎日清潔な空気で快適に過ごせます。お手入れがしんどい人は、ぜひご検討を。

◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん

田中真紀子
家電ライターの田中真紀子さん
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白物家電や美容家電を中心に家電に詳しいライター。雑誌やウェブなど多数のメディアで、新製品などをレビューしている。https://makiko-beautifullife.com

取材・文/桜田容子

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