ヨガインストラクターとして活躍中のチアキさんが、体を活動モードに切り替える「朝活ヨガ」を伝授。
今回は、基礎代謝を上げて、体の”痩せスイッチ”をONにする「ハイランジ」。下半身デブ改善にも役立つから、毎朝5分、ぜひ試して。
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ぽっこりお腹改善にも◎。大きな筋肉を動かして代謝をUP!
太ももの裏側にある筋肉「ハムストリングス」は、3つの筋肉の集合体。体の中でも大きな面積をもち、パワーがあります。そのため、ここをしっかり使うと、筋肉量が上がって、血流が促進され、体をみるみる脂肪燃焼モードに。
しかもこのポーズは、お尻の筋肉にも刺激を与え、バランスを保つために体幹を使います。垂れ尻やぽっこりお腹が気になる人にもオススメです。
【チアキさんのヨガレッスンは、ほかにも!】
●【夜活ヨガ】ほっそり美脚に!下半身デブ改善に役立つ「牛の顔のポーズ」
●【夜活ヨガ】肩・首のコリも改善!痩せ体質に導く「お魚のポーズ」
●【朝活ヨガ】下半身を引き締め!骨盤の歪みを正す「三日月のポーズ」
ポーズの前に。まずはヨガの正しい姿勢を学びましょう
ヨガの基本姿勢は、背筋を伸ばし、肩と胸を開いた状態(写真右)。でも、俯いてスマホを使うことで猫背になってしまっていたり、肩に余計な力が入っているせいで、本来あるべき場所よりも内側にある、”内肩”になってしまったりしている人も少なくありません(写真左)。
そうした状態では上手にポーズがとれないだけではなく、体に歪みが生じてしまったり、余計な贅肉を招いてしまったり。一方、ヨガの基本姿勢をとっていると、肩の力が抜けてリラックス。胸が開いて、呼吸も楽に。肩こりの改善や美痩せにも◎ですよ。
コツは、鎖骨を開き、肩甲骨を寄せること。そう言われてもよくわからない人は、寝転んで、肩に思い切りすくめてから、後ろ側に回し下ろしてみましょう。肩甲骨を床につける感じです。
そうすると、自然と肩から力が抜け、”鎖骨を開く”という状態に。下腹部をへこませながら行うと支点が安定して、より肩と胸が開きやすくなります。
朝のうちにヨガをすると心身ともにリフレッシュ、心地よく1日を過ごすことにもつながります。さっそく「ハイランジ」のポーズに、チャレンジしてみましょう。