白のセットアップでオールホワイトコーデ&モノトーンコーデ
雅子さまはペールブルー以外にも「春の園遊会」でホワイトのセットアップを2回以上お召しになっている。
1999年5月の園遊会では、立体感のある織り生地が特徴的な白のセットアップと、同色の帽子をお召しに。ヒール、手袋、バッグも、全て白に統一しているので、さわやかなスタイル。そして、帽子のつばが左右、軽く上に巻き上がっているデザインになっており、キリッとハンサムな印象だった。
2016年4月の園遊会でも、オフホワイトのスーツと帽子を合わせていたが、バッグと靴は黒をセレクトし、モノトーンコーデに。全身を白でまとめると、ぼやけた印象になりがちだが、素材の違いを見せる、もしくは引き締めカラーとして黒をポイントで入れることで、メリハリある着こなしに。
愛子さまも選ばれたピンク 雅子さまとは違うフェミニンさの“引き算”
2018年4月、雅子さまは、ピンクベージュのセットアップを園遊会の装いとして選ばれた。
ブレードが施されているジャケットの襟は、ゆるやかな曲線を描くショールカラー。シフォンのリボンがついた帽子も丸みのあるシルエットなので、全体的にやわらかく、エレガントで女性らしい雰囲気に。
今年の初めて園遊会に出席された愛子さまも、ペールピンクのセットアップを選ばれた。
愛子さまがお召しになったジャケットは、シャープなスタイルになるテーラードカラーだが、襟のラインに丸みがあるので硬すぎない、親しみやすい印象に。そして、愛子さまといえばふんわりとしたフレアスカート。雅子さまがピンクベージュのセットアップをお召しになった際は、タイトなスカートだった。お二人とも、それぞれのコーディネートが甘くなりすぎないように、フェミニンさを引き算されているようだ。
女性皇族方は、和装と洋装を交互にお召しになるといわれている。10月、11月頃に開催が予定される「秋の遊園会」では、愛子さまの着物姿に期待が集まりそうだ。
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