大阪のJR難波駅すぐ近くに、元WBC王者・井岡弘樹が会長を務める井岡弘樹ボクシングジムがある。ボクシングというと男の世界のように思えるが、なんと、約500人いる練習生のうち、300人程度がボクシングダイエット“ボクシエット”をやっている女性だ。
ボクシングの動きが基本「打つ」「ひねる」「筋肉を使う」
ボクシングはパンチを打つ動作1つとっても、“体をひねる”“バランスをとる”“全身の筋肉を使う”3つの要素が加わる。少ない運動でさまざまな効果が得られるので、ボクシングの動きを基本にして頑張らずにシェイプアップしようというのが“ボクシエット”だ。宮本洋子さん(63才)は、3年前から体力アップのために通い始めた。
「もともとバドミントンをしていましたが、60才になってだんだん体力の衰えを実感しました。バドミントンを続けるためにも体力をつけようと思ったんです。“ボクシエット”ではトレーナーが持つミットに3分間パンチを打ち込みますが、それだけでしんどいですよ」
正直言って体力的に決して楽ではない。今日は休もうと思う日もあるが「そんな日も、自分に厳しく通うんです」と宮本さんはキッパリと言う。
「そうやって、弱い自分に打ち克つという精神面が鍛えられることがジムの魅力かな。練習すればするほど、自分のものになってくるんですよ。体力面でももちろん効果はバツグンで汗がよく出るようにもなりました。新陳代謝がよくなったんでしょうね」
月会費は8640円(女性・入会金別途必要)で宮本さんは週4回ほど通い、1回で2時間半ほど体を動かすという。
「2時間半というと長いようですが、たっぷり休みを取りながら、サウナに1時間入り、30分歩いて自転車とミット打ちをし、またサウナに入りシャワーを浴びます。最後のシャワーが気持ちいいんですよ。
体重は62kgだったのが今は58kg。半年くらいで、足腰が強くなり、バドミントンをしていてもスピードや持久力がついたのがわかります。ここに来ている若い人とも仲よくなったし、楽しくてやめられません。まだまだ続けます!」
【データ】
店舗名 :井岡弘樹ボクシングジム
住所 :大阪市浪速区桜川1-4-4
公式サイト:http://www.ioka-gym.com/
※女性セブン2017年8月10日号
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