さっそく実践!甘くみてると意外とキツイ!?【もも上げ】
甘くみてると意外とキツイ!?【もも上げ】をさっそく実践!
【1】壁の前に背中を向けて立つ。壁に寄りかかるように頭、両肩、腰を壁にくっつける。頭がどうしても壁から離れてしまう人は頭と壁の間にタオルを挟んでもOK。両手を広げ、手のひらを壁につけて体を安定させる。両足はそろえて、かかとを壁から10~15cm離す。
【2】片方の”もも”をできるだけ高く上げる。どこまで上げるかの決まりはないので、上がる範囲でOK。上げたところで1秒止めてから足を下ろす。
・もっと負荷をかけたい人は、さらにももを上げる!
【2】で上げたももを、そのままさらにもうひと踏ん張り高く上げ、上げたところで1秒止めてから足を下ろす。反対側も同様に行う。
【3】【2】と反対側のももを、同じようにできるだけ高く上げる。上げたところで1秒止めてから足を下ろす。ももを上げ下げするときは、体が壁から離れないよう注意する。
【4】【2】〜【3】を30秒間くり返し、左右のももの上げ下げをリズミカルに行う。
「椅子もも上げ」にチャレンジ
ひざ痛・腰痛・股関節痛があり、もも上げが難しい!「椅子もも上げ」にチャレンジを。
【1】背もたれのある椅子を用意する。背筋をまっすぐにして、足を軽くそろえて座り、両手は自然に真下に下ろし、椅子の座面をつかむ。
【2】片方のももをできるだけ高く上げ、そのまま2秒止めてから、足を下ろす。姿勢は①の状態のままで、背筋が丸くならないように注意する。
【3】【2】と反対側のももを、同じようにできるだけ高く上げる。上げたところで2秒止めてから、足を下ろす。
【4】【2】~【3】を30秒間くり返す。
◆整形外科専門医・フィットネストレーナー・吉原潔さん
医学博士。アレックス脊椎クリニック名誉院長。運動療法や筋力トレーニングにも精通した医師として多角的な診療に定評がある。50才を過ぎてから筋トレでメタボ体形を脱し、ボディコンテストにも出場。最新著書に『30秒で体力がつく スゴイもも上げ』(アスコム)。
取材・文/苗代みほ
※女性セブン2025年2月13日号