柔軟性を高めてけが予防「股関節のストレッチ2」

【1】骨盤を立てて座る

あぐらをかくように床に座り、背筋を伸ばして骨盤を立てる。両足のひざをできるだけ開く。
【2】体を前に倒す

深く息を吐きながら、体を足に引き寄せるように倒す。5秒キープして【1】に戻るを10回繰り返す。背中が丸くならないように注意。

ヨガの要素もプラス「お腹×背中のストレッチ」
【1】お腹を引き締める「コブラのポーズ」

うつ伏せで脚を腰幅に開く。床に手をつきひじをまっすぐ伸ばして上半身を持ち上げ、斜め上に目線を向ける。お腹に力を入れて30秒ほど深く呼吸をする。
【2】背中を伸ばす「猫のポーズ」

お尻を後ろに引いて両腕を伸ばす。両腕が伸びきったら、頭と胸を床に近づけて背中を伸ばし、30秒ほど深く呼吸をする。


肉離れのリスクを減らす「太ももの裏伸ばしエクササイズ」


足を肩幅に開いて腰を深く落とし、両手でつま先を持つ。そのままリズミカルにお尻を上げ下げする。
「太ももの裏側の柔軟性を高める動きです。ダンスパフォーマンスを行う前に、体を温めるウォームアップとして行っていると思われます。リズミカルな動きと呼吸を心がけるといいでしょう。体が硬いかたは手をすねの辺りに置いてもOK。ただし、ひざ関節への負担が強いので、痛みがある人は避けましょう」

足を伸ばして床に座り、体を前に倒すストレッチ。
「BTSのメンバーも、意外と体が硬いことがわかりますね。皆さんも無理のない範囲でストレッチをしてください」
ダンスの瞬発力を高める「腹筋エクササイズ」

【1】足を肩幅に開いて立ち両手を上げる。

【2】両手を床に付き、手を交互に前へ出す。

【3】体が床と並行に近くなったら、手を交互に戻し
【2】【1】の順に戻る。これを3回繰り返す。
「プランクの動きを取り入れた、腹筋を鍛えるエクササイズです」
◆教えてくれた人:パーソナルトレーナー・武田敏希さん

モデルやタレントたちが厚い信頼を寄せる人気のトレーナー。「鍛える前に整える」新感覚のストレッチダイエットジム「e-stretch」を東京・大阪で6店舗運営。
撮影/浅野剛 取材・文/山下和恵
※女性セブン2025年2月13日号