当サイトがおくる好評連載『アラ還・オバ記者の悪あがき美容道中』。還暦で、バツイチ独身。オバ記者ことライターの野原広子が、美容・ダイエットに奮闘し、女を磨く日々を綴ります。これまで幾度となくダイエットに挑戦し、そのたびに挫折。婚活は、連敗記録を更新中。「痩せてイイ男と結婚したい!」――そう切実に願うオバ記者に春は訪れるのか?
今回もオバ記者は、秋葉原の整体院に「カリスマ整体師」と絶賛する先生に会いに。ダイエットをするのに大事な3つの“ツボ”について教えてもらいました。
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だるい。眠い。気が滅入る。穴があったら入りたい。世間に知れたら恥ずかしいことがバレたわけではないけれど、季節の変わり目のせいか、60才という節目だからか、暗い穴でまったり寝ていたいのはホント。
ここ数日、ダイエットに向かう気力が湧かないんだわ。やり方はわかっているけど体が動かない。こんな時はどうしたらいいんだろう?
這うようにご近所の、『Rwork秋葉原整体院』に行っての元プロボクサーの院長、島田信也先生に聞くと、「ああ、そんな時はありますよね」と真剣な顔でうなずくんだわ。先生は理学療法士の資格を持っていて、病院でリハビリの指導をしていた経験もあるそう。
「人の体に大事なのは代謝を上げて、動きやすい体にすること。体にいい食べ物を取り込むこと。それからもうひとつ。心の慰めになることをすること。この3つのどれかが欠けても、心身が健やかにならないんですよ」
動ける体と、いい食べ物。ここまではいい。最後の“心の慰め”って何?