ライフ

《コメの消費を抑える》節約、ダイエット、時短になる「おかゆ」活用術 「少量でお腹いっぱいに」「体が温まって免疫力アップ」「胃腸をいたわる」

牛乳で炊いてスイーツ風に

おかゆの汎用性は高く、スイーツ風に仕上げることも可能だ。

「牛乳で炊いてミルクがゆのようにして、あんこやバナナを合わせてもいいですね。牛乳で炊けばカルシウムも摂れて栄養価も高い。調味しなくても食べられるので、減塩効果も期待できます」

ミルクがゆのようにして、あんこやバナナを合わせても
ミルクがゆのようにして、あんこやバナナを合わせても(写真/PIXTA)
写真8枚

「なんでもアリ」で、包容力があるからこそ、わざわざ材料を揃えなくても、冷蔵庫にあるものを合わせるだけでおいしくなる時短料理であることも見逃せない。

「ナムルや餃子、煮物やおひたしなど残ったおかずをのせたり混ぜたりするだけで、満足感が出てその一杯だけで充分な完全食になる。一方、お漬けものやしらすやかにかまなどをパパッと入れるだけでもおいしいので、忙しい朝や夕ご飯の時間が遅くなったときなどは、それですませてしまえば消化もよく睡眠の質も高まるでしょう。

かまなどをパパッと入れるだけでもおいしい
かまなどをパパッと入れるだけでもおいしい(写真/PIXTA)
写真8枚

最近は、野菜の皮やヘタを煮出した“ベジブロス(野菜だし)”の活用が、栄養価も高くフードロスを減らすと注目されてますが、この野菜だしで炊くと、味つけをしなくてもおいしく食べられると思います。みそ汁のだしをとるときに使った煮干しや昆布、かつおぶしなどを“再利用”してもいい。大根やにんじん、かぶの皮なんかはわざわざ煮出さなくとも、こまかく刻んで一緒に炊いてしまってもいいですね」

わざわざ炊かなくとも、冷凍ご飯があれば水やスープと一緒に鍋に入れて10分ほど煮立てるだけでもできる。これからの季節には、冷や汁風のアレンジも。

「あまったみそ汁を冷たいままおかゆにかけて、薄切りにしたきゅうりをのせてごまをふるだけ。サラサラっと食べられますよ。暑くなってくると胃腸が弱って、消化が追いつかないことがあるので、冷房や冷たい飲み物で体を冷やさないためにもおかゆを習慣にするのは体調維持にも効果が大きい。免疫力も高まり、病気予防にもつながります」

「早い・安い・うまい」プラス健康も

価格が安定しているもち麦やオートミールを混ぜることで、節約効果はさらに高まる。食物繊維が豊富なため、健康効果もダブルでアップ。

また、おかゆは全がゆ、五分がゆなど水の割合で食感も変わるので、その日の気分や体調に合わせて調整してもいい。

「トマトがゆやミルクがゆは別ですが、調味しすぎないこともポイント。素材の持つ味を生かすことで、飽きずに食べられます」

“早い・安い・うまい”といえば、ファストフードの代名詞だが、おかゆはさらに健康もついてくる、まさにスーパーフード。今日から始めてみよう。

※女性セブン2025年4月10日号

関連キーワード