トレーナーの武田敏希さんのトレーニングは、ストレッチで筋肉の柔軟性を養ってから、筋力を付ける2ステップ式。次の説明を参照に、さっそくスタートを。
【STEP1】寝転んでできる「腹斜筋ストレッチ」(1日2分)
まずは「腹斜筋ストレッチ」を2週間続けて、「腹斜筋(ふくしゃきん)」の柔軟性を上げよう。
【脇腹の柔軟性を高める「腹斜筋ストレッチ」のやり方】
【1】あお向けになる
【2】右脚のひざを持ち上げて、90度に。左手をひざの外側に当て、右ひざを体の左側に倒し、そのままの状態で1分間キープ。このとき、なるべく両肩を床につけるように意識
【3】左脚でも同様に行う
「胸椎(きょうつい・肋骨がつながっている部分の背骨)」からお腹までを意識しながら、下半身をしっかりとひねるのがコツ。
「折り曲げたひざを床につけるとき、脚と同じ側の肩が上がってしまいやすいので注意。そうすると『腹斜筋』への負荷が軽くなってしまいます。ひざと両肩の両方を床につけるのが難しいのなら、ひざよりも両肩をつけるように意識しましょう」(武田さん、以下「」同)
【STEP2】脇腹を引き締める「サイドプランク」で仕上げ(1日6分)
次の2週間は「サイドプランク」で仕上げ。このエクサは、「腹斜筋」、腰のインナーマッスル「腰方形筋(ようほうけいきん)」、お尻の「中臀筋(ちゅうでんきん)」を鍛える。
【脇腹を引き締める「サイドプランク」のやり方】
【1】左ひじを肩の真下に置いて、腕で体を支える。両脚は揃えておく
【2】左腕と足を支点にして、腰をゆっくりと引き上げる。右腕は天井方向へ真っ直ぐ。そのままの状態で、1分間キープ
【3】右側も同様に。合計で左右3セットを行う
「体幹が弱いと、腰や太ももが落ちやすくなります。お腹に力を入れて、姿勢を保つように心がけましょう。また、【3】は体が一直線になるように意識してください」
武田さんのエクササイズに毎日取り組むことで、”くびれ”のあるウエストを手に入れて。
文/阿部和典 写真/瀬尾直道
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監修:武田敏希(たけだ・としき)
1986年9月26日、広島県生まれ。スポーツトレーナー。都内2店舗のストレッチ専門店「e-stretch(イーストレッチ)」を運営する、株式会社T-Fit代表取締役社長。泉里香さんをはじめ多くの芸能人、トップモデルのパーソナルトレーナーとしも名を馳せる。著書に『ぷよっと感じ始めたカラダが1日5分で引き締まる モデル流!体幹革命ストレッチ』(KADOKAWA)