
田中圭(40才)が4月24日、15才年下の永野芽郁(25才)との不倫疑惑を『週刊文春』に報じられた。2人は、2021年公開の永野の主演映画『そして、バトンは渡された』で、血のつながりのない父娘役で共演していた。報道通りなら、映画ファンもびっくりの“親子不倫”だ。
芸歴25年目、女性人気が高くて数々のドラマや映画で主演も務めて、CMにも引っ張りだこの世代を代表する人気俳優だが、これまでもプライベートでは失態を繰り返してきた“トラブルメーカー”でもあった。特にアルコールにまつわる問題が目立っていたが、今回は、妻子がいながらの不倫報道。ファン層が女性なだけに、田中にとっても過去最大のスキャンダルと言え、この局面をどう乗り越えるのか、芸能界の中でも大きな関心が集まり始めている。
頭部打撲などで救急搬送
田中のCM出演といえば、看板商品の醤油を始め、焼肉のたれや「うちのごはん」など幾つもの人気商品で起用されているキッコーマン。橋本環奈と篠原涼子と共演するビオレシリーズの花王。角ハイボールなど主力商品を宣伝しているサントリーなど、ナショナルカンパニーと呼ばれる日本を代表する大企業のイメージキャラクターを幾つも務めるだけに、痛恨の火遊びだ。
ある大手広告代理店関係者は、「田中さんの主なファン層は、同年代の主婦たち。だからこそ、CMも飲食品や日用品ものが多くて、その内容も“良き夫”を演じるものばかり。以前のお酒や自動車のCMをやりながらの泥酔トラブルも、ブランドイメージを損なう失敗でしたが、今回は商品の購買層に“嫌悪感”を与えかねない醜聞です。しかも、大物同士で話題性もメガトン級なので、今後の行く末が非常に心配な案件です。私が代理店の担当者なら真っ青です」と話す。
さわやかな笑顔と確かな演技力で、俳優としての人気と実力は申し分ない。ただ、近年はヤンチャな側面が何度も世間を騒がせていた。
まずは、2016年。酔っぱらって路上を横断した際に2トントラックに接触。頭部打撲などで救急搬送されたことが報じられた。
続いて2020年8月。世間が新型コロナウイルスに震えたコロナ禍1年目に、泥酔して乗車したタクシーに料金を支払えずに、一晩警察署に保護される騒動がNHKのニュースで報道された。また、同年の出演ドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』の撮影現場にも、ひどい二日酔い状態で現れて、主演の石原さとみに呆れられた一件が、後日明るみになった。