料理・レシピ

《京都の人が愛する麺》キリッとしたのどごし「冷たいうどん」 「黒毛和牛の温玉肉ぶっかけ」「ぶっかけ ちくわ天・半熟卵天添え」など5選

《京都の人が愛する麺》キリッとしたのどごし「冷たいうどん」 「黒毛和牛の温玉肉ぶっかけ」「ぶっかけ ちくわ天・半熟卵天添え」など5選
京都の人が愛する、キリッとしたのどごし「冷たいうどん」(撮影/杉原照夫(WEST))
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桜が散ったと思ったら、一気に季節は夏へと向かい始めた。新緑と初夏の風を感じながら食べたくなるのは「冷たい麺」。そばやうどん、冷麺など麺文化が根づく古都・京都で、さわやかで涼しげな見た目にも美しい「冷たいうどん」を、地元に精通する文化人や京都グルメを知り尽くす地元情報メディア『Leaf KYOTO』に教えてもらった。

弾力たっぷりの自家製麺が自慢

「真打 英多朗」は、こだわりの鰹からとった一番だしと麺が味わえる、うどんとラーメンで二刀流の人気店。「ぶっかけ ちくわ天・半熟卵天添え」(1200円)は、もっちりとしたうどんとオリジナルのストレート中華麺に風味や香りが何重にも重なったスープが合わさり、何度でも食したくなる逸品。

ぶっかけ ちくわ天・半熟卵天添え/1200円
ぶっかけ ちくわ天・半熟卵天添え/1200円(撮影/杉原照夫(WEST))
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背脂と鶏がらのスープにゆずがさわやか!「ゆず冷麺」(1180円、※6月より発売)も。

ゆず冷麺/1180円
ゆず冷麺/1180円(撮影/杉原照夫(WEST))
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店主・室野英樹さん「お酒のシメにもぴったりです」
店主・室野英樹さん「お酒のシメにもぴったりです」(撮影/杉原照夫(WEST))
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◆「真打 英多朗」

京都府京都市中京区壬生坊城町5-2

鰹のみでとっただしはキリッと!のどごしのいい細麺はつるつる

「辨慶  東山店」の「冷やしうどん」( 850円)のやわらかさとコシのバランスがよい細麺は普通のうどんの半分ほどで、かまずにつるっとのめそうなほど。鰹がきいただしは、まろやかな塩味でうどんをたっぷりつけても美味。

冷やしうどん/ 850円
冷やしうどん/ 850円(撮影/杉原照夫(WEST))
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山下裕二さん「天かすがカリッとアクセントになります」
山下裕二さん「天かすがカリッとアクセントになります」(撮影/杉原照夫(WEST))
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「辨慶  東山店」
「辨慶  東山店」(撮影/杉原照夫(WEST))
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◆「辨慶  東山店」

京都府京都市東山区五条大橋東入ル東橋詰町30-3

たっぷり入った甘いお肉で口福

「手打ちうどん 鴨脚」の「黒毛和牛の温玉肉ぶっかけ」(980円)は、黒毛和牛をふんだんに使ったコスパ満点のぶっかけうどん。手打ちでコシが強くもちっとした食感の讃岐うどんを、甘く炊かれた黒毛和牛とねぎ、温玉とよく絡めて召し上がれ。

黒毛和牛の温玉肉ぶっかけ/ 980円
黒毛和牛の温玉肉ぶっかけ/ 980円(撮影/杉原照夫(WEST))
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店長・河村廉喜さん「うどんは注文後にゆであげます」
店長・河村廉喜さん「うどんは注文後にゆであげます」(撮影/杉原照夫(WEST))
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「手打ちうどん 鴨脚」
「手打ちうどん 鴨脚」(撮影/杉原照夫(WEST))
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◆「手打ちうどん 鴨脚」

京都府京都市北区平野宮本町77-2アルテハイム白梅町 1F

もっちりとした麺に特製だれの酸味とからしの刺激で爽快感

「みその橋 サカイ」の「焼豚冷麺」(870円)は、改良を重ねたもっちり麺が、マヨネーズを加えたコクのある特製だれに絡んでボリュームたっぷり。細めに切ったきゅうりが食感や味に変化を持たせ、からしの辛みが全体をさわやかにまとめる。

焼豚冷麺/870円
焼豚冷麺/870円(撮影/杉原照夫(WEST))
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店長・土田啓介さん「地方発送も行っています」
店長・土田啓介さん「地方発送も行っています」(撮影/杉原照夫(WEST))
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◆「みその橋 サカイ」

京都府京都市北区大宮東総門口町38-3

麺と一緒に京都のおまつり!5つの山が夜空を彩る「五山送り火」

お盆の最終日、市内を囲む5つの山(東山、松ケ崎、西賀茂、大北山、嵯峨)に、文字(大の字、妙・法の字、船形、左大文字、鳥居形)がともる「五山送り火」。精霊たちを送る、古来から続く伝統行事だ(8月16日)。

※女性セブン2025年6月5・12日号