「ショールを肩にかけたようななだらかなカーブが特徴的で、その形状が野菜のへちまに似ていることから『へちま襟』と呼ばれることもあります。タキシードに用いられることが多いデザインで、細長くつながった襟の形が落ち着きのある上品な雰囲気を醸し出すので、上下が分かれた襟よりもフォーマルな印象を与えてくれます。慰霊の旅にそぐった選択だといえるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

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ショールカラーは雅子さまが好む襟元だという。
「2024年にイギリスを訪問された際に、行きの飛行機で着用されていたお召し物や、2022年に59才の誕生日に際して公開された近影でお召しになっていたホワイトのスーツがショールカラーでした。皇族方にとって、公務に合わせてお召し物を考えるのも大切な務めのひとつです。愛子さまは母である雅子さまの装いを参考にしてショールカラーを選ばれたのかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)

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2日目午後には沖縄伝統の「かりゆしウェア」に着替えて首里城公園を訪問された愛子さま。公務が増えることで、お召し物のバリエーションも豊かになりそうだ。