ヨガインストラクターとして活躍中のチアキさんが、美痩せとリラックスに役立つ「夜活ヨガ」を伝授。
今回はお腹引き締めの効果が期待できるポーズを3つ、まとめてご紹介します。
便秘を改善する効果も。お腹と太ももを引き締める「舟のポーズ」
ダイエットをして体重が落ちても、お腹はぽっこり、太ももはむっちりしたまま…。そんなお悩みを抱える人にオススメなのが、腹筋と太ももの筋肉を使う「舟のポーズ」です。このポーズは、下腹部と背筋をしっかりと引き上げます。
このため、腸の活性化や背筋の強化などの効果が期待できるので、便秘や猫背の改善にも◎。また、脚全体の重さがかかるので、太ももの引き締めにも効果が期待できますよ。
背中痩せにも◎!お腹を引き締める「コブラのポーズ」
太ももの前側を伸ばす「コブラのポーズ」は、運動後のストレッチに活用されることが多いポーズ。実は筋肉を意識的に使うと、お腹の「腹筋群(ふっきんぐん)」や背中の「広背筋(こうはいきん)」をしっかりと引き締めるのにも役立つのです。
お腹痩せ効果を狙いたいのなら、下腹部とお尻にキュッと力を入れ、脚で床を押しながら、背骨を伸ばすように意識して引き上げましょう。肩甲骨を寄せながら、胸を開き、肩は腰方向に下ろしてリラックス。腕を添える程度にして、腹筋と背筋だけで上体を保てるのなら◎です。
また、背中を引き締める効果もあるので、さらにウエストのくびれを引き立てますよ。
ぽっこりお腹対策に。下垂した内臓を戻す「肩立ちのポーズ」
逆転系のポーズ「肩立ちのポーズ」は、足元で滞っていた血液を心臓へと戻しつつ、肺上部の使用を制限します。さらに、ゆっ
内臓を刺激することができるのも、「肩立ちのポーズ」のうれしいところ。続けて、脚を頭の向こう側に下ろす「鋤のポーズ」を行うと、内臓の機能をさらに向上させるほか、下垂している内臓を位置に戻すことができます。ぽっこりお腹が気になっている人にもオススメですよ。
どのポーズも5分あれば十分! 毎晩の習慣にすることで、ダイエットに役立ててくださいね。
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写真・動画/瀬尾直道 衣装協力/ヨギー・サンクチュアリ 取材協力/スタジオ・ヨギー
監修:チアキ
1986年生まれ。ヨガインストラクター、コンテンポラリーダンサー。日常生活をより豊かにするために丹田への意識を深め、
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」の新宿EASTやTOKYO、渋谷スタジオ、などでレッスンを担当し、脳生理学者・有田秀穂博士が代表する「セロトニンDojo(ドージョー)」