健康・医療

塩分がダイエットの妨げに!マッサージの【ちょい足し】でむくみ改善

シャープなボディラインを作り上げる上で、塩分は大敵!

「日本人の食事は塩分過多になりがち。女性の塩分摂取量は、1日当たりで7gが適量ですが、お昼にかけそばを食べたら、これだけで塩分5gを摂取することに」と、モデル出身のビューティー・デザイナー、長瀬サエコさんは話す。

知らない間に生じているむくみ。改善したいのなら、余分な水分や老廃物を体から排出すべき。そのために役立つのが、リンパ節を刺激するマッサージ。

「全身に張り巡らされたリンパ管を流れるリンパ液は、最終出口である鎖骨リンパ節を目指して、体の下から上へと移動します。その途中でいくつかのリンパ節を経るのですが、この部分に老廃物が詰まって、滞っていると、むくみが生じてしまうんです」(長瀬さん。以下、「」同)

下から上に流れるリンパの流れに沿って、下から上へ、と流していくのがコツ。例えば、脚をマッサージするのなら、つま先から鼠蹊部のリンパへ。腕の場合は指先から肘のリンパ節へ、さらに腋の下にある液下リンパ節へ、と優しくマッサージ。

「ぐいぐいと押す必要はなく、なでさする程度の強さでOK。特に鎖骨のリンパ節が詰まると、顔がむくみやすくなり、肌荒れの理由にも。鎖骨全体を手のひらで優しく包むように、内から外へと流しておきましょう。肩こりや頭痛に悩む人も、リンパマッサージを日常的に取り入れるのがオススメです」

また、筋肉を使わないことも、リンパが滞る原因に。適度の運動をすることで、回避を。

【長瀬サエコさんの”ちょい足し”アドバイスはほかにも!】
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監修:長瀬サエコ

SaekoNagase
写真3枚

ビューティデザイナー。1万5000人以上の女性に、無理なく確実に美しいボディへと導くためのエクササイズや美容法、メンタルケアまでを指導。自身もモデルやアーティストとして多方面で活躍している。著書に『ナガセ式肩甲骨スクワットで[即効]美やせ!』(扶桑社)、『たった6歩で寝たきり 腰痛 ひざ痛を防ぐスローウォーキング』(アスコム)など。