ボディケア

ボディライン崩れの原因にも!調味料の【ちょい足し】でむくみを改善

贅肉と思っているむっちり脚、もしかしたら、むくみかも…。

モデル出身のビューティー・デザイナー、長瀬サエコさんによると、日本人の多くが自覚なく、むくみを抱えているとか。

「醤油や味噌などを使う和食は、塩分の摂り過ぎにつながりやすい。女性の塩分摂取量は、1日当たり7gであるべきですが、10g以上を摂っている場合が多いようです」(長瀬さん。以下、「」同)

塩分を摂り過ぎると、水を取り込もうとして、体の水分バランスが崩れることに。痛みやだるさといった症状がなくても、顔の輪郭にシャープさが欠けたり、午前中は目がはれぼったかったり、と見た目の点でマイナスの影響を受けている可能性があるという。

対処策のひとつは、過剰な塩分を排出してくれる「カリウム」を含む食材を毎日の食事に”ちょい足し”すること。オススメは、アボカドやバナナ、ほうれん草、ひじきなど。

「アボカドや海藻などは、それだけを食べると飽きてしまうことも。堅苦しく考えずに普段の料理に”ちょい足し”するのがコツ。例えば、サラダやソテーに加えましょう。またアボカドはペースト状に潰し、オリーブオイルとレモンを数滴加え、スプレッドとしてパンに塗ると、飽きずにおいしくいただけますよ」

同時に塩分も控えたいところ。ただし、“減塩”を銘打った調味料は逆効果になる場合も。

「減塩している調味料は、そうではないものに比べて、当然、薄味です。濃い味に慣れていると、味気ないと感じて、いつもより分量を多めに使ってしまう人も少なくありません。それでは減塩の意味がありませんよね」

むしろ薄味で調味して、ハーブやスパイスなどでコクや風味を足すのが◎とか。酢やトウガラシ、コショウ、柑橘類やオリーブオイルなども、健康的に味をプラスするのに役立つ。

「最初は物足らなく感じるかもしれませんが、しばらく続けると慣れます。どうしても我慢できない人は、マヨネーズやケチャップを足しても。ただしこれらは塩分の点ではOKでも、カロリーが気になるところ。やはり分量には気をつけましょう」

きれいなボディラインを保ちたいのなら、むくみを避ける”ちょい足し”をスタートしよう。

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監修:長瀬サエコ

SaekoNagase
写真4枚

ビューティデザイナー。1万5000人以上の女性に、無理なく確実に美しいボディへと導くためのエクササイズや美容法、メンタルケアまでを指導。自身もモデルやアーティストとして多方面で活躍している。著書に『ナガセ式肩甲骨スクワットで[即効]美やせ!』(扶桑社)、『たった6歩で寝たきり 腰痛 ひざ痛を防ぐスローウォーキング』(アスコム)など。