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「うにゃおうにゃおうぉおおにゃ」人気声優・白石晴香の飼い犬の鳴き声が特殊すぎる!《“声”にまつわるインタビュー》

白石晴香(30) 映画『コクリコ坂から』の松崎空役で声優デビュー(撮影/山尾野々香)
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『名探偵コナン』シリーズを担当してきた静野孔文氏が監督を、『新世紀エヴァンゲリオン』や『時をかける少女』、『サマーウォーズ』などを手掛けてきた貞本義行氏がキャラクターデザインを担当するなど、豪華な製作陣でアニメファンを沸き立たせているSFアニメーション映画『アズワン/AS ONE』が8月22日(金)に公開される。そこで、2011年に『コクリコ坂から』の松崎空役で声優デビューし、本作ではヒロイン・ラコを演じる声優・白石晴香に“声”にまつわるインタビューを敢行!

──まず、ラコ役が決まった時の率直な感想を教えてください。

白石「オーディションを受けたのですが、まさに私が挑戦したいキャラクターでした。でも事前にいただいていた資料でなんとなく、できる気がするというか、ある種運命的なものを感じたんです。だから結果をいただいたときは素直にうれしかったですね」

──演じてみて難しかった点は?

白石「お話の後半で、ラコだけどラコじゃない、みたいなシーンがあるんです。私も最初台本を読んだだけだと混乱したシーンで、その部分の演じ分けはちょっと難しかったですね。どういうことなのかは、ぜひとも映画を見て確認していただければと思います(笑)」

──ご自身の声で気に入っているところはありますか?

白石「私、実はものすごく自分の声にコンプレックスがあって、自分の声があまり好きじゃないんです。もともと、顔出しのお仕事(女優)をしてるときにお仕事でご一緒させていただいたかたたちから「声がいい」って言っていただくことがあって、もしそういうふうに思ってくださる人がいるんだったら、声のお仕事をしてみたいなということでそこから声優のお仕事の勉強を始めていったんですね。

それで声優の世界に飛び込んでみたら、年齢も性別も違う、なんなら人以外も含めていろんなものになれるっていうところが楽しくて。自分の声が肯定できなかったとしても何かの役を通して発する自分の声は好きになれたりして。声優をやってよかったなと思っています」

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