料理・レシピ

《フライパンひとつで手軽》和からエスニックまで!魚の切り身に健康食材を組み合わせた簡単レシピ6つ

「鮭とモロヘイヤの卵とじ丼」のレシピ

鮭とモロヘイヤのダブル効果で体の中からアンチエイジング。

「鮭とモロヘイヤの卵とじ丼」
「鮭とモロヘイヤの卵とじ丼」
写真9枚

《作り方》(2人分)

【1】鮭2切れは下処理をして皮と骨を取り除き、ひと口大のそぎ切りにし、片栗粉適量をまぶす。

【2】モロヘイヤ1/2袋は葉をつみ、さっとゆでてざるにあげる。粗熱が取れたら水気を絞り食べやすい大きさに切る。玉ねぎ1/2個は横に1cm幅に切り、しいたけ4枚は薄切りにする。

【3】フライパンにだし汁1カップ、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、しいたけ、玉ねぎを入れて、煮立ったら【1】を入れて中火で5〜6分煮る。モロヘイヤを加えて軽く混ぜ、ひと煮して味をなじませる。

【4】卵2個を溶いて回し入れ、ふんわりと固まってきたら火を止める。

【5】丼にご飯2人分を盛り、【4】をのせる。

《栄養ポイント》

鮭は抗酸化作用の高いアスタキサンチンを豊富に含み、美肌効果も。眼精疲労を軽減するほか、認知機能を改善するという研究結果もある。

「たらのタンドリーソテー」のレシピ

カレー粉で認知症予防効果をパワーアップ。

「たらのタンドリーソテー」
「たらのタンドリーソテー」
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《作り方》(2人分)

【1】ポリ袋にプレーンヨーグルト大さじ2、ケチャップ・塩麹各小さじ2、カレー粉・にんにくすりおろし各小さじ1を入れてよく混ぜる。

【2】たら2切れは下処理し、骨があれば取り除いて半分に切る。【1】に入れて袋を閉じ、1時間以上漬ける。

【3】ズッキーニ1/2本とエリンギ2本は縦6等分に切ってから長さを半分に切る。赤パプリカ1/2個は横半分に切ってから細切りにする。

【4】フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、【3】を入れて軽く炒めたら、一度火を止めて野菜を広げる。その上に【2】をたれごとのせる。ふたをして中火で5分ほど蒸し焼きにする。ふたを取り、大きく混ぜながら炒め、軽く汁気を飛ばす。

《栄養ポイント》

たらは抗酸化成分・グルタチオンが多く、活性酸素によるダメージから細胞を守るほか、肝機能の向上にも◎。

「塩サバの湯煮香味だれ」のレシピ

低温調理で旨みを閉じ込めしっとりとした食感に。

「塩サバの湯煮香味だれ」
「塩サバの湯煮香味だれ」
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《作り方》(2人分)

【1】ピーマン1個と長ねぎ1/3本はみじん切りにして、しょうゆ・砂糖各小さじ2、酢小さじ4、しょうがすりおろし小さじ1、ラー油適量と混ぜる。

【2】フライパンに塩さばが浸るくらいの湯を沸かし、酒大さじ1を加えて弱火にし、下処理した塩さば(小)2切れを入れて沸騰しない火加減で5~7分煮る。

【3】キッチンペーパーを敷いたバットなどに【2】を取り、余分な水気を拭いて器に盛り、【1】をかける。

《栄養ポイント》

沸騰させずに加熱することで、さばの栄養素も逃がさない。脂質であるDHA/EPAを酸化させずに摂取できるメリットも。

◆教えてくれたのは:管理栄養士・料理家 金丸絵里加さん

笑顔の女性
管理栄養士・料理家の金丸絵里加さん
写真9枚

おいしくて健康的なレシピに定評がある。『野菜+たんぱく質楽楽レシピ』(メディカル・ケア・サービス)など著書も多数。

撮影/豊田朋子 スタイリング/中村弘子

※女性セブン2025年9月18日号

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