「鮭とモロヘイヤの卵とじ丼」のレシピ
鮭とモロヘイヤのダブル効果で体の中からアンチエイジング。

《作り方》(2人分)
【1】鮭2切れは下処理をして皮と骨を取り除き、ひと口大のそぎ切りにし、片栗粉適量をまぶす。
【2】モロヘイヤ1/2袋は葉をつみ、さっとゆでてざるにあげる。粗熱が取れたら水気を絞り食べやすい大きさに切る。玉ねぎ1/2個は横に1cm幅に切り、しいたけ4枚は薄切りにする。
【3】フライパンにだし汁1カップ、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ1と1/2、しいたけ、玉ねぎを入れて、煮立ったら【1】を入れて中火で5〜6分煮る。モロヘイヤを加えて軽く混ぜ、ひと煮して味をなじませる。
【4】卵2個を溶いて回し入れ、ふんわりと固まってきたら火を止める。
【5】丼にご飯2人分を盛り、【4】をのせる。
《栄養ポイント》
鮭は抗酸化作用の高いアスタキサンチンを豊富に含み、美肌効果も。眼精疲労を軽減するほか、認知機能を改善するという研究結果もある。
「たらのタンドリーソテー」のレシピ
カレー粉で認知症予防効果をパワーアップ。

《作り方》(2人分)
【1】ポリ袋にプレーンヨーグルト大さじ2、ケチャップ・塩麹各小さじ2、カレー粉・にんにくすりおろし各小さじ1を入れてよく混ぜる。
【2】たら2切れは下処理し、骨があれば取り除いて半分に切る。【1】に入れて袋を閉じ、1時間以上漬ける。
【3】ズッキーニ1/2本とエリンギ2本は縦6等分に切ってから長さを半分に切る。赤パプリカ1/2個は横半分に切ってから細切りにする。
【4】フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を中火で熱し、【3】を入れて軽く炒めたら、一度火を止めて野菜を広げる。その上に【2】をたれごとのせる。ふたをして中火で5分ほど蒸し焼きにする。ふたを取り、大きく混ぜながら炒め、軽く汁気を飛ばす。
《栄養ポイント》
たらは抗酸化成分・グルタチオンが多く、活性酸素によるダメージから細胞を守るほか、肝機能の向上にも◎。
「塩サバの湯煮香味だれ」のレシピ
低温調理で旨みを閉じ込めしっとりとした食感に。

《作り方》(2人分)
【1】ピーマン1個と長ねぎ1/3本はみじん切りにして、しょうゆ・砂糖各小さじ2、酢小さじ4、しょうがすりおろし小さじ1、ラー油適量と混ぜる。
【2】フライパンに塩さばが浸るくらいの湯を沸かし、酒大さじ1を加えて弱火にし、下処理した塩さば(小)2切れを入れて沸騰しない火加減で5~7分煮る。
【3】キッチンペーパーを敷いたバットなどに【2】を取り、余分な水気を拭いて器に盛り、【1】をかける。
《栄養ポイント》
沸騰させずに加熱することで、さばの栄養素も逃がさない。脂質であるDHA/EPAを酸化させずに摂取できるメリットも。
◆教えてくれたのは:管理栄養士・料理家 金丸絵里加さん

おいしくて健康的なレシピに定評がある。『野菜+たんぱく質楽楽レシピ』(メディカル・ケア・サービス)など著書も多数。
撮影/豊田朋子 スタイリング/中村弘子
※女性セブン2025年9月18日号