社会

悠仁さま、“無表情”と指摘された過去のイメージを払拭 お手本は自然体で人気の愛子さま、今後は積極的に“本来のご様子”を伝えていく方向にシフトか 

思い切り笑い、涙ぐまれる

 今後、悠仁さまの飾らない表情が垣間見える機会が増えれば、国民からの支持も、より確かなものになっていくことだろう。

「こうした好循環の背景には、紀子さまと悠仁さまの“距離感”も影響していると考えられます。今春大学生になられた悠仁さまは、進学先の茨城県つくば市にも生活の拠点を構えられるなど、少しずつ自立への歩みを進めていらっしゃる。今回、ご学友が悠仁さまの素顔を明かしたのも、悠仁さまご自身によるご決断だったようです。紀子さまは、悠仁さまが自分で判断されたことに対しては、口を出さないように方針を切り替えられたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 現代の皇室では、「“身近に感じられるありのままのお姿”が人気の鍵を握る」と、さる皇室ジャーナリストは解説する。

「愛子さまの人気の1つは、“天皇家の長女はかくあるべき”という理想像を演じている様子がないからではないでしょうか。雅子さまも、完璧な皇族像を全うするというよりも、むしろ人間らしく、思い切り笑われたり、涙ぐまれたりというお姿が、多くの国民を引きつけているのです」

ご訪問の先々で、「愛子さまー!」という人々の大歓声が響く(2025年9月、新潟県新潟市。撮影/JMPA)
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 将来の天皇である悠仁さまにとってはなおさら、国民の親愛の情を得ることが大切だとされる。

「紀子さまとしても、現在の愛子さまの自然体でオープンなお姿が国民から広く人気を集めているのをご覧になり、悠仁さまを積極的に導いていくのではなく、悠仁さま本来のご様子を人々に広めていく方向にシフトされたのかもしれません。結果、こうして人気が高まっている状況を、喜ばしく思われているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

 少年から青年へと成長の道程を歩み始めた将来の天皇。悠仁さまは今後、どのような皇室像を切り開いていかれるのだろうか。

女性セブン2025109日号 

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