
“歌で楽しく、元気に防犯啓発”を謳った今回のショーには伍代の他、演歌界から多岐川舞子、大石まどか、岩本公水も参加。オープニングは全員で『お祭りマンボ』を歌い、踊って、元気を届けた。また、多岐川が「伍代さんにはいつも“艶歌卓球部”でかわいがっていただいています」と明かした通り、啓発トークでは普段から仲良しの4人が息の合ったかけあいで会場を盛り上げた。
伍代が観客へ「毎日30分以上ウォーキングしている人」「食生活に気を使ってるよという人」と問いかけるとそれぞれ手が挙がったが、「お酒を控えめにしてますという人」の問いには急に挙手がまばらに。「あれ……?」と拍子抜けする伍代の横にはいつのまにか多岐川、大石、岩本が団子になっていて、「私たちは“ちびりちびり……”」と小声でぽつり。すかさず伍代が「あなたたちは大酒のみじゃないですか」と“卓球部のうわばみのメンバー”に笑顔でツッコミ、観客に「最近、食べ過ぎや飲み過ぎなど生活習慣が原因の肝炎が増えています。暴飲暴食にならないよう気をつけて。食事は腹八分目が大事ですよ」と訴えた。
4人が集い、それぞれ健康や美の秘訣も公開。「ストレスを溜めないように笑って生きる。歌で発散をする」(多岐川)「ストレスでしかめ面をしているとおでこにシワが刻まれるから、鏡を見て微笑む健康法を。笑うと脳から幸せホルモンも出てきますから。“自分、今日も頑張ったね”って、寝る前に必ずやっています」(伍代)の他、発酵ソムリエでもある岩本は発酵食品、大石は運動を挙げた。大石が日課にしているとして、手首をひねって肩をほぐすストレッチを伝授すると、観客も揃って実践。健康意識の高まりが感じられた。
4人は代表曲と新曲を順に披露し、特殊詐欺にまつわる啓発トークへ。イベントには台東区役所危機管理室の室長、下谷警察署の署長、浅草防犯協会の会長も参加した。