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《あなたに逮捕状がでている》伍代夏子と美人演歌歌手が啓蒙「最新の詐欺、7割はこれ」手口を知って被害を防ぐ!

大勢の客が集まった
写真11枚

2018年から警察庁特別防犯支援官として活動する、伍代。最近の主流として、警察官をかたり、「あなたに逮捕状が出ている」などと脅して預金を騙し取る「ニセ警察詐欺」に触れ、「逮捕って普通は急にきてガチャッとするでしょう? わざわざ事前に通知なんてしませんよ。警察官がSNSで警察手帳や逮捕状の画像を送ることも、絶対にありません。おかしな電話がかかってきたら、地域の警察署へ連絡しましょう」と警告。台東区でも7割がこの手口だったという。

ニセ警察詐欺を含め、特殊詐欺ではその7割以上が「+(プラス)」から始まる国際電話からかかってくる。伍代は対策として、「知らない番号からの電話には出ない、常に留守番電話設定にしておく。そして最も有効なのは、そもそも海外から電話がかかってこないようにしておくこと」と語り、固定電話の国際電話利用休止を紹介。客席には「国際電話利用休止申込書」が配布されており、会場での記入を呼びかけると、多くの観客がペンで書き始めた。ロビーには記入のサポートをするため警察官も多数待機。杉の写真に『詐欺 知らない人からの電話切る勇気』と書かれた警察庁の啓発ポスターも置かれ、注目を集めていた。

また、今年に入り、犯人から携帯電話にかかってくる件数も増加中で、効果的な対策として、非通知や登録外の番号からの着信を拒否する機能も紹介された。

フィナーレは『365歩のマーチ』を全員で合唱して、活気あふれるステージが締めくくられた。歌を交えた健康と防犯の啓発は初めての試みだったと伍代は明かしたが、観客の「元気をいただいた!」「楽しかったぁ」と口々に語る高揚した表情に、“心”身健やかな様子が感じられた。