
具材を炒めて、冷まして包む…と、工程の多い春巻きは面倒に感じてしまうが、春巻きの達人は、もっと手軽に、もっと自由に、春巻き作りを楽しんでいた。「春巻きはみんなのアイドルです!」と話す料理研究家・夏井景子さんが、家庭にある様々な缶詰を使って、3つの具材を巻く春巻きレシピを伝授! おいしく味つけされた缶詰を春巻きの具材に使うと、味がピタリと決まるうえ、調理されているので火の通りの心配も不要なのもポイントだ。
缶詰ならいつでもパパッと作れる
揚げ物好きが高じて、なかでも春巻きが得意料理になり、今年6月に“春巻きだけ”の料理本を上梓した夏井景子さん。今回は家庭によく常備されている缶詰を使った春巻きを考案してくれた。
「缶詰を使う時は、水分をしっかり拭くこと。水分が残ったまま揚げると、油ハネしたり、皮が破れたりします。缶詰は火入れの心配がなく、味が決まりやすいのも嬉しいポイント。ムラなく揚げられるので、慣れるまでは多めの油がおすすめです」
たっぷりの油で!おいしいポイント

たっぷりの油で揚げると、ムラなく火が入り、失敗しにくい。皮が固まるまでは触らないこと。

ペーパーを敷き、波刃のパン切りナイフを前後に動かしながら切るとスパッときれいな切り口に。
「さば缶×じゃがいも×ザーサイの春巻き」のレシピ
さば缶とザーサイの塩気だけで完璧な味つけに!
《作り方》(4本分)
【1】じゃがいも1個は皮つきのままラップに包み、電子レンジ(600W)で3分加熱する。粗熱が取れたら皮をむき、ボウルに入れてよく潰す。
【2】【1】に水気をよく切ったさば水煮缶1/2缶を崩して加え、刻んだザーサイ25gを加えて混ぜる。
【3】春巻きの皮1枚に【2】を1/4量のせて包み、水少量で皮を留める。同様にもう3本作る。
【4】揚げ油適量を180℃に熱し、皮がきつね色になるまで3分ほど揚げる。
「いわしかば焼き缶×長ねぎ×豆苗の春巻き」のレシピ
かば焼きの甘辛だれに花椒がキリッと香る。

《作り方》(4本分)
【1】いわしかば焼き缶1缶は水分をしっかり拭く。長ねぎ1/3本は斜め薄切りに、豆苗1/2袋は2cm幅に切る。
【2】春巻きの皮1枚に【1】を1/4量のせ、花椒少量を振って包み、水少量で皮を留める。同様にもう3本作る。
【3】揚げ油適量を180℃に熱し、皮がきつね色になるまで3分ほど揚げる。
「ランチョンミート缶×もち×チーズの春巻き」のレシピ
もち&チーズがトロ〜リ!禁断の三重奏。

《作り方》(4本分)
【1】ランチョンミート缶40gは1cm角の棒状に切る。もち2個は横8等分に切る。
【2】春巻きの皮1枚に【1】を1/4量、ミックスチーズ10gをのせて包み、水少量で皮を留める。同様にもう3本作る。
【3】揚げ油適量を180℃に熱し、皮がきつね色になるまで3分ほど揚げる。