新内閣組閣の記念写真はここで撮影「北車寄」
大統領や外国大使などを迎える長和殿の南車寄に対して、こちらは国内の賓客を宮殿に招く際の玄関。右隣りは豊明殿で、宮中晩餐会などが開かれる。

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長和殿に向かって右端の「松の塔」は松葉がモチーフの照明灯、正面に11個並ぶ灯籠は有田焼で、どちらも国民の寄付によって造られた。正殿の屋根に付けられているシンボルの「瑞鳥」の棟飾りは、人間国宝・佐々木象堂の作。重さは約900kg。

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江戸時代、橋桁を二重に組んで架けたのが名前の由来「正門鉄橋(通称:二重橋)」
皇居外苑から見て奥にある橋で、明治期に木製から鉄製になった。現在の橋は、昭和39(1964)年に架け替えが行われた。皇居参観時には渡ることもでき、橋上からは丸の内のビル群を望める。

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※現在は修繕工事中のため、見学は入口まで。2月からは橋を渡って見学できる。

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【お散歩memo】石垣には各藩の刻印が
石垣の石にところどころ見られるマークのようなものは、全国の藩が石の切り出しや運搬、石組みを担った過程でつけた「刻印」という。担当範囲の区分けや、盗難防止のために彫ったと考えられている
皇居の中でもっとも美しい櫓伏見城の名残とも「伏見櫓」
京都の伏見城を解体し、一部を移築したともいわれている。二重橋の奥にそびえ、この先には両陛下がお住まいの「吹上御所」(一般は立ち入り不可)がある。

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四季の移ろいが感じられる風情たっぷりの場所「山下通り」
宮殿西車寄に通じる通りで、紅葉山の下にある通りだから「山下通り」。ゆるやかな坂道で、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉に彩られる。

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◆皇居参観
住所:東京都千代田区千代田1-1
料金:無料
休み:日曜・月曜・祝日(土曜日である場合を除く)、7月1日から9月30日までの午後、12月28日から翌年1月4日、ほか行事等の実施のため支障のある日(回)
詳しくは宮内庁HP内参観案内 (https://www.kunaicho.go.jp/event/sankan/sankaninfo.html)で確認、または直接問い合せを。