健康・医療

10種類のナッツ、目的別の選び方|女性にうれしい美容や健康に効果的なものも

【ブラジルナッツ】若さキープや認知機能改善を狙う

不溶性食物繊維、ビタミンB1、ビタミンE、セレンが含まれているブラジルナッツ。

10種類のナッツ、目的別の選び方
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◆ビタミンB1で疲れを溜めない

「腸内環境を改善する不溶性食物繊維、エネルギー代謝を促し疲労を溜めにくくするビタミンB1、若さを保つのに有効なビタミンEの他、抗酸化力を上げて軽度認知障害にプラスの効果があると言われるセレンも含まれています」

【ピーナッツ】血管力を高め、認知機能にかかわる成分も

日本人でもっともなじみがあるピーナッツには、ビタミンE、オレイン酸、αリノレン酸、レシチンが含まれています。

10種類のナッツ、目的別の選び方 ピーナッツ
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◆ビタミンEが血行を促す効果

「ビタミンEは抗酸化作用が高く、血行を促す効果があり、認知機能にも関与しています。オレイン酸やαリノレン酸はLDL(悪玉)コレステロールに対抗して血管力を高める働きをします。レシチンは、記憶力や認知機能にかかわる栄養素です」

【松の実】骨の健康を保つのに役立つ

そして、中華料理にもよく使われる松の実には、ビタミンK、カルシウム、ピノレン酸、亜鉛が。

10種類のナッツ、目的別の選び方 松の実
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◆ピノレン酸がアレルギーや炎症抑制に

「ビタミンKとカルシウムは、骨の健康を保つ働きがあります。ピノレン酸にはアレルギーや炎症を抑制する働きや血流改善効果があります。亜鉛は貧血などの予防や改善に役立ちます」

以上10種類のナッツ類は、どれも健康上の効果効能の研究成果が上がっていて、スーパーなどでも入手しやすい種類です。貧血気味のかたは鉄分を含むカシューナッツ、アンチエイジング効果を期待するかたはビタミンEが含まれているアーモンドなど、目的に応じてナッツをとり入れるとよいでしょう。

工藤さんの著書『ナッツをうまく食べれば100歳まで長生きできる!』には、ナッツをおやつや日々の料理にうまく取り入れられるレシピが紹介されています。ナッツの食べ方に迷ったら参考に。

教えてくれたのは:医師・工藤孝文さん

工藤孝文さん
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減量外来・糖尿病内科医。福岡大学医学部卒業後、アイルランドとオーストラリアへの留学を経て、現在は福岡県みやま市の工藤内科で診療を行う。日本内科学会、日本肥満学会、日本糖尿病学会、日本東洋医学会、日本抗加齢医学会、日本女性医学会、小児慢性特定疾病指定医。『ガッテン!』(NHK総合)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)など、テレビ出演も多数。YouTubeチャンネル『シックスパックのイケメン医師工藤孝文先生のダイエット外来』も配信中。工藤孝文先生の公式HP

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