保険の見直しのポイント。無駄な保障をつけているケースも
保険は一度加入してしまうと、それだけで安心してしまう人も多いと思います。でも、保険は定期的に見直しをしてもらいたいものの1つ。そのときどきの家族構成、状況によって必要な保障は変化していきます。
加入保険が状況や時代に合わなくなっている可能性も
例えば住宅を買い、団体信用生命保険に入れば死亡保障は減らすこともできますし、子供が成長したのなら、かける金額を減らしてもいいなど、節目ごとに見直しをすることが必要です。
さらに、長く加入しているうちに、保障内容が時代にそぐわなくなっているケースも。高度医療や先端医療の定義が加入時と今とで随分変わっている場合もあるので、加入後に見直しをあまりしていないかたは、ぜひ保険の内容を見直してみましょう。しかし、年齢や病歴などで再加入が難しい場合もあるので、慌てて解約するのはやめましょう。
見直しの相談は窓口で
保険は素人が見直すのは難しいもの。見直し時には、相談窓口で保険のプロに相談するのが安心。
最近はショッピングモールなど、気軽に立ち寄れる場所にも保険の相談窓口が増えています。保険のプロ、かつ第三者の意見を参考に、今のご自身の状況や予算に合った保険を検討するようにしましょう。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。丸山さんのオフィシャルサイト「らくらく節約生活」
構成/吉田可奈