数々の経験値から「女性ホルモンと美しさの重要な関係性」を説き、「おっぱい体操」の考案者として人気を誇る神藤多喜子さん。

今回は、肩こり解消にも効果が期待できる「時短おっぱい体操」をご紹介。 習慣化することで、ムダ肉がない整ったおっぱいを手に入れよう。
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つらい肩こりは、おっぱいが形崩れする一因に
現代病である肩こりは、首や肩、背中の血行不良が原因となって引き起こされるもの。デスクワークやスマホいじりで、長時間、不自然な前傾姿勢をとり続けている人はご注意。ディスプレイを凝視して目を疲れさせ、その結果、自律神経の働きが乱れることも、血行不良を促進してしまいます。
肩こりによる血行不良は、その周辺に体のリズムを整える循環機能をもつおっぱいにも、形崩れなどの悪影響を与えます。また、血行不良はそのまま放置すると、新陳代謝が落ちて痩せにくい体質にも。つまり、血の巡りを整えることは、成功するダイエットと美乳への早道なんです。
健康なおっぱいは、パンパンの状態から少しだけ気が抜けた水風船のようで、ハリがありながら、やわらかくてふわふわ。今回紹介する時短バージョンの「おっぱい体操」を取り入れて、そんな美乳を目指しましょう。
ムダ肉を寄せて集める「時短おっぱい体操」は、肩こりやおっぱいのケア、そしてダイエット効果も期待できる優れもの。以下の手順に沿って、トライしましょう。
STEP1 おっぱいはずし

【1】腕を下し、脇を少し開く
【2】右手の指の間を広げ、第ニ関節を曲げた状態(熊手のような形)で、左のおっぱいの脇から鎖骨の中央に向かって、脂肪をよせ集めるように斜め上に持ち上げ、軽く揺らす
【3】【2】を10〜15回繰り返す
【4】手を入れ替えて、反対側も同じように【1】〜【3】を行う
STEP2 おっぱいゆらし
【1】脇から手を入れて、両方のおっぱいを両手で少し持ち上げる
【2】両方のおっぱいを中央に寄せるようにして、1秒に2〜3回のペースで、弾ませるように上向きに揺らす
【3】【2】を10〜15回繰り返す
STEP3 仕上げ
両肩をくるっと後ろ向きに回す
動画でやり方をチェック!
「時短おっぱい体操」をするタイミングは、老廃物の排出ができるお手洗いのときがオススメ。まずはこの時短バージョンにトライを習慣化して。次回は、フルバージョンの「おっぱい体操」をご紹介します。
写真/Keiichi 動画/大嶽勇太
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監修:神藤多喜子(しんどう・たきこ)

婦人科・小児科看護師長、助産出張所開業を経て、「ウェルネスライフ研究所」を開設。おっぱい体操やマンモリラクゼーション、アーユルヴェーディックペリネイタルケアーなどについて、研究や各地での講習・講演を行っている。著書に『きれいをつくるおっぱい体操』(池田書店)ほか。公式HPは、http://www.wellnesslife.sakura.ne.jp/