ソムリエおすすめの栄養たっぷりレシピ
ブロッコリーとカリフラワーの豊富な栄養を余さずいただく調理のポイントがあります。捨てがちな茎にも栄養が詰まっているので、くまなく使いましょう。
ブロッコリーはごま油炒めでβ-カロテンの吸収アップ
緑黄色野菜のブロッコリーはごま油との相性が抜群。油で炒めることでβ-カロテンの吸収がよくなります。
小房にわけて、茹でるか電子レンジで加熱してからフライパンに移してごま油で炒め、塩こしょうで味を調えたら完成です。ベーコンなどを加えてもおいしいですよ。
カリフラワーは寒い季節にぴったりのポタージュもおすすめ
カリフラワーの意外な調理法としてはポタージュがあります。温かいスープはこれから寒くなる季節にぴったりです。
カリフラワー1株(200~300g)とたまねぎ1個をバター(20g)で炒めて、玉ねぎがしんなりしてきたら水(400ml)とコンソメ(小さじ2)を加え、やわらかくなるまで煮込みましょう。やわらかくなったらミキサーにかけて鍋に戻し牛乳(200ml)を加えて塩で味を調えたらできあがり。牛乳を豆乳に変えてもOK。生クリームを加えると味がまろやかになりますよ。
◆教えてくれたのは:野菜ソムリエプロ・福島玲子さん
ふくしま・れいこ。野菜ソムリエプロのほか、アスリートフードマイスター2級、ジュニア食育マイスター、食の検定1級、ベジフルカッティングスペシャリスト、エコクッキングナビゲーターなど多数の資格を持ち、日本野菜ソムリエ協会創立 20 周年記念事業『野菜ソムリエ名鑑 vol.1』に掲載されている。現在は、“野菜や果物から健康に”との考えを大切に講演・セミナー講師、イベント・セミナー運営サポート、コラム、料理教室、レシピ開発や監修・ジュニアアスリートの栄養指導・など、多岐にわたって活動中。https://ryufrei.com/
構成/イワイユウ