シリーズ累計66万部を突破した「やせおかシリーズ」。著者の柳澤英子さん(50代)が1年で26kg減に成功し、リバウンドいっさいなしという点も話題のひとつ。
今回はシリーズ第一作目の『やせるおかず作りおき』(小学館)から、柳澤さんが上手に糖質制限をするコツを説明。ダイエット中の食事に役立てて。
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ごはんやめん類、パンにパスタなど、 糖質のかたまりといえるのが炭水化物。 加えて砂糖などが入った甘い食べ物。これらをまったく食べなければ、確実に痩せます。でも、我慢が必要。こんなストレスを感じると続かないし、痩せにくくなりがちなのです。
そこで考えたのが食べ順。炭水化物は食事の最後に食べる。食事の最後にとることで、血糖値の上昇がゆるやかになるといわれています。
分量も今までの1/2~1/3に減らしました。お茶碗に半分、となると見た目に寂しくなるので、私は小さなごはん茶碗を買いました。これで約100g(写真手前)。ちなみに、普通の茶碗は200g(写真中央)、小丼で300g(写真奥)ほど入ります。
痩せたいなら、ビタミン、ミネラルが豊富なものを
また、雑穀を混ぜたりしてビタミンやミネラル、食物繊維をプラス。栄養価アップで痩せにつながるほか、肌もぴかぴか!
[雑穀]
白米と一緒に炊くだけ。手軽にビタミンや 食物繊維を補給できます。
[全粒粉のパスタ]
小麦をまるごと粉にした全粒粉(別名グラハム粉)を使用したパスタ。
[麦・もち麦]
食物繊維が豊富。コレステロールの吸収を抑え、血糖値の上昇をゆるやかに。
[ライ麦パン]
ライ麦を使ったパンもおすすめ。全粒粉や雑穀入りのパンも試してみてください。
どうしてもたくさん食べたいときはかさ増しテクで
[粒こんにゃく]
こんにゃくを粒状に加工した市販品。食物繊維が豊富。白米と一緒に炊いて。
[エリンギ]
細く裂いて、スパゲティのかさ増しに。半分がエリンギでも意外と気がつかないもの。
監修:柳澤英子(やなぎさわ・えいこ)
料理研究家。編集・ライターとして料理関連の雑誌やムック、書籍、広告の制作に携わるとともに、レシピの開発や提供など食全般に関わる。数々のダイエットに挑戦してはリバウンドをくり返したが、「食べてもやせる」ダイエットで劇的スリム化に成功。そのメソッドを説明した「やせるおかず 作りおき」は、累計66万部超の大ヒットシリーズに。近著に『全部レンチン! やせるおかず 作りおき』(小学館)
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