マネー

こたつの電気代はエアコンの4分の1以下!冬に跳ね上がる電気代を節約する方法

こたつの節約術を知ってもっとお得に!

そもそもコスパのいいこたつですが、さらに節約する方法もあるんです。

こたつの中
こたつ内の温度を下げない工夫でより節電に(Ph/イメージマート)
写真6枚

上掛と敷布団をあわせて使うと1010円の節約に

こたつ布団に上掛と敷布団をあわせて使うと、こたつ内の温度が下がりづらくなるので、消費電力量をさらに節約できます。省エネポータルサイト「家庭でできる省エネ」によると、1日5時間、5.5か月使用した場合に、およそ32.48kwhの省エネになり、電気代に換算すると1010円の節約になるそうです。

断熱マットとセットでさらに節電

また、こたつの下に断熱マットを敷くのもおすすめです。床は家の中でも特に温度の低い部分ですが、断熱マットを敷き、床からの冷気による温度低下を防ぐことで、こたつ内の温かさが保たれ、使用電力量を減らすことができます。

こたつ敷布団の下
こたつ敷布団の下に断熱シートを敷く際は、滑り止めシートをはさむと安心(Ph /丸山さん提供)
写真6枚

ただし、断熱マットの上にそのままこたつ敷布団を置くと、布が滑りやすいので転倒事故の原因にもなります。100円均一などでも売っている滑り止めシートを敷くなど、足元に気をつけて使用してください。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
写真6枚

節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

●Amazon定期おトク便は本当にお得? 節約アドバイザーが指摘するメリットとデメリット

●「乾燥しない」「すぐ部屋を暖める」暖房器具の使い方、選び方とは?家電ライターが解説

関連キーワード