暑さで食欲が落ちる人も少なくない夏。そんなときには、栄養素たっぷりの野菜を使ったカレーをどうぞ。
フランス生まれのキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ」の鍋は、煮崩れせずに野菜のうまみを引き出してくれるので、カレーの調理にもぴったりなのだとか。
そこで、「日本野菜ソムリエ協会認定シニア野菜ソムリエ」をもつ同社の管理栄養士、河崎憲子さんに、美肌にうれしい栄養素を含むトマトを使った「レッドカレー」を教えてもらった。
カロリー(1人分)…375.6kcal 調理時間…45分
材料(3人分)
鶏もも肉…1枚 白ワイン…大さじ1 玉ねぎ(みじん切り)…200g セロリ(みじん切り)…50g にんじん(みじん切り)…40g にんにく(すりおろし)…小さじ1 しょうが(すりおろし)…小さじ1 カレー粉…大さじ1と1/2 バジル(ドライ)…小さじ1/2 カットトマト缶…1缶 トマトジュース…200ml オリーブオイル…大さじ1 ミニトマト(縦半分に切る)…10粒分 塩、白コショウ…適量 粉チーズ…適宜 バジル(フレッシュ)…適宜
【A】ケチャップ…大さじ1と1/2 ウスターソース…大さじ1 ナンプラー…大さじ1 はちみつ…大さじ1と1/2 生クリーム…大さじ2
下準備
・鶏もも肉は、ひと口大に切る。塩、コショウをして白ワインをふっておく
・玉ねぎ、セロリ、にんじんを耐熱ボウルに入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で6分ほど加熱しておく
作り方
【1】鍋にオリーブオイル油、玉ねぎ、セロリ、にんじん、にんにく、しょうがを加えて弱・中火にかける。玉ねぎがあめ色になるまで炒める
【2】鶏もも肉を加えて、中火で色が変わるまで炒めてから、カレー粉、バジル(ドライ)を加える
【3】カットトマト缶、トマトジュース、塩(小さじ1/2)を加えて中火で沸かし、20分ほど煮込む
【4】【A】とミニトマトを加えて軽く煮込む
【5】トッピング用の粉チーズ、バジル(フレッシュ)を散らす
* * *
「レッドカレー」が美容とダイエットにうれしい理由
トマトの色素成分「リコピン」は抗酸化力が高く、「βカロテン」の2倍、「ビタミンE」の100倍の効果が。美肌・美白に役立つので、夏の紫外線対策にも◎。加熱したほうがその吸収率が高まるので、カレーはまさにぴったりのメニューという。
「近年、トマトの果汁には、脂肪を燃焼させる遺伝子の増加に役立つ『リノール酸』が含まれていることが発見されました。これを摂取すると、肝臓で脂肪燃焼に働くたんぱく質が多く作られて、血糖値が低下することもわかっています」(河崎さん)
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監修:河崎憲子(かわさき・のりこ)
「ル・クルーゼ」 ホームエコノミスト、日本野菜ソムリエ協会認定シニア野菜ソムリエ。「ル・クルーゼ」の公式レシピ開発に加え、商品特性の分析・研究など、消費者に深く「ル・クルーゼ」の使い方や魅力を知ってもらうための普及活動を行っている。公式サイトは、http://www.lecreuset.co.jp/