巷にあふれるダイエット本。中でもそのメソッドで自身も、減量や体型維持を実現している著者に突撃!
今回、お話をうかがったのは、巣鴨総合治療院グループ総院長で、自身も6か月で20kgの減量を達成したという沢田大作さん。4回のリバウンドを経た経験をもつ沢田さんに、その経験を乗り越えて得た”痩せを維持する秘訣”を教えてもらった!
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【痩せグセ01】痩せの基本は、大股歩き
俯き加減になって小股で歩くと、使う筋肉が少ないため、運動効果も減少。また頭痛や肩こり、腰痛が起こったり、胃を圧迫するために逆流性食道炎の原因になったり、と猫背は健康的にも悪影響が。
「大きく腕を振って大股で歩くと、骨盤周りや背中の脂肪が落ちる効果が期待できます。もちろん姿勢も重要。背筋を伸ばし、お腹に意識をして腹式呼吸をしながら歩けば、さらに体幹の引き締めにつながります」
【痩せグセ02】食事は「食物繊維」を含む野菜から
ごはんやパンなどの炭水化物から食べはじめると、血糖値が急上昇。脂肪を溜め込みやすい状態に体を導いてしまうので、絶対にNG!
「食事は必ず『食物繊維』を豊富に含む野菜から。より消化に時間がかかるので、血糖値の急上昇を妨げることができます。次に肉や魚などの『たんぱく質』、最後に『炭水化物』の順が”痩せる食べ方”です」
また、夜遅い時間の食事も、炭水化物や脂質をエネルギーとして消費できないため、デブの原因に。夕食はできる限り20時までに食べ終わるのがベスト。それ以降になるなら、カロリーの少ないこんにゃくや海藻、野菜などを選んで。
【痩せグセ03】飲み会ではウーロンハイを飲め!
ダイエット中といえど、飲み会に参加する機会も。そんなときに、注意したいのはお酒のチョイス。
「ウーロンハイは糖質量もカロリーも低めだし、大概の飲み屋で注文できるお酒。さらに、ウーロン茶に含まれる『ウーロン茶ポリフェノール』には、脂肪の吸収抑制効果も。特におつまみに脂質が多い飲み屋でのお供には、オススメですよ」
糖質が多いビールは1杯までと心得て。
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今回の回答者:沢田大作(さわだ・だいさく)
柔道整復師。巣鴨総合治療院グループ総院長、リオオリンピック日本代表のトレーナーも務め、これまで11万人以上に施術を行っている。また、音楽プロデューサー・つんく氏、プロゴルファー・片山晋呉氏の推薦でTarzan『ゴットハンド名鑑2010』に選出。近著に『人生が変わる、読むやせぐせ』(主婦の友社)など