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41年ぶりのTHE ALFEE、ついに初出場のB’zも…「よし、今年も観るか紅白を」歌謡ライターが厳選する「第75回NHK紅白歌合戦」の見どころ・聴きどころ

サビはどうしても一緒に歌いたくなる高橋真梨子『for you…』

そして高橋真梨子さんも7年ぶりの出場だ。しかも曲目が『for you…』(1982年)である。危険。あまりにもデンジャラス! 真梨子様の甘い声に酔いつつも、サビはどうしても自分も歌いたくなるのが『for you…』の法則。

年末、ともに過ごす人の中に歌声自慢がいるなら、いきなり、箸もしくはお玉もしくはビール瓶をマイクがわりにし、「あなったがほし〜い〜!」と大絶唱すること間違いなしである。目の当たりにしても、驚くなかれ。『for you…』の魔力と受け止めよう。

しかし嬉しいなあ! あの艶やかな声が聴けるとなれば、日本酒やビールだけでなく、ワインも揃えておきたい。

THE ALFEEは41年ぶりに出場(番組公式ホームページより)
写真6枚

とても福福しいGLAYとTHE ALFEEの紅白復帰

さて、アニバーサリーイヤーの今年、紅白復帰を遂げたのが活動30周年のGLAYと50周年のTHE ALFEEである。GLAYは1999年の『サバイバル』以来4度目の出場。今回の曲目は『誘惑』である。ぬおおビコーズアイラビュー!! 年末、おおいにGLAYのパワフルかつセクシーな音楽に誘われるまま溺れてみたい。

そしてTHE ALFEEは1983年の『メリーアン』以来、2度目の出場。曲目は『星空のディスタンス』。なんと41年ぶりのベイビーカンバーックならぬ紅白カンバーック!!

これはもう、41年ファンを楽しませ続けてきたという証である。控えめに言って奇跡。もうギラッギラ、きらめきまくりの演出で、唯一無二のハーモニーで会場を包み、さえぎる年末の夜を乗り越えディスタンスしてほしい!

GLAYとTHE ALFEEは、ヒット曲が数知れず、というだけでなく、メンバーがずっと仲良しという点でも、とても福福しい。2025年、いい空気を運んでくれそうだ。

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