料理・レシピ

《2026年に50年ぶりの指定野菜に》ブロッコリーの健康レシピ9つ 食材との組み合わせで貧血予防や筋力アップ、老化防止にも

ビタミンCで亜鉛吸収促進、葉酸で造血作用UP「ブロッコリーとかきのバター炒め」のレシピ

ビタミンCが、かきに含まれる亜鉛の吸収を助け、体内での利用効率をアップ。また、ブロッコリーの葉酸は、かきに豊富なビタミンB12と一緒に働き、造血作用をサポート。

「ブロッコリーとかきのバター炒め」
「ブロッコリーとかきのバター炒め」
写真13枚

《作り方》(2人分)

【1】ブロッコリー1/2株は小房に分け、耐熱皿に並べる。濡らしたキッチンペーパーをのせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で1分30秒~2分加熱する。

【2】かき200gは塩水で振り洗いをして水気を拭き、小麦粉適量をまぶす。

【3】フライパンにサラダ油・バター各大さじ1/2を熱して【2】を入れ、中火で焼く。両面に焼き色が付いたらしょうゆ・みりん・酒各小さじ2、すりおろしたにんにく小さじ1/4を加えて混ぜ、【1】を加えてさっと絡める。

ビタミンACEで美容効果と免疫力アップ「ブロッコリーとひき肉のチーズオムレツ」のレシピ

豚肉に含まれるたんぱく質と組み合わさることでコラーゲンの合成(肌や関節、骨の健康、筋肉の形成など)を促す。豚肉×玉ねぎでビタミンB1の吸収率もアップ。

ブロッコリーとひき肉のチーズオムレツ
「ブロッコリーとひき肉のチーズオムレツ」
写真13枚

《作り方》(2人分)

【1】豚ロース薄切り肉200gは食べやすく切り、塩・こしょう各少量を振る。

【2】フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、水大さじ3、オイスターソース・しょうゆ・酒各小さじ2、砂糖小さじ1/2、みじん切りにしたしょうが1/2片、小房に分けたブロッコリー1/2株、薄切りにした玉ねぎ1/4個を入れてさっと混ぜる。

【3】煮立ったらふたをして弱めの中火で2分加熱し、【1】を入れてほぐしながら炒め、水気を飛ばしながら火が通るまで中火で炒める。

豚肉を加えて関節の健康に重要なコラーゲンを合成「ブロッコリーと豚肉オイスター炒め」のレシピ

卵に含まれない食物繊維とビタミンCをブロッコリーで補い、バランスのよい一品に。抗酸化作用のあるビタミンACEがそろい、美容と健康をサポート。

「ブロッコリーと豚肉オイスター炒め」
「ブロッコリーと豚肉オイスター炒め」
写真13枚

《作り方》(2人分)

【1】ブロッコリー1/3株は細かく刻む。

【2】卵3個はボウルに割りほぐし、粉チーズ大さじ1と1/2を加え、塩・こしょう各少量を混ぜる。

【3】フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、合いびき肉70g、【1】を炒める。肉の色が変わったら火からおろし、【2】に加えて混ぜる。

【4】キッチンペーパーなどで拭き取ったフライパンに油適量を中火で熱し、【3】の半量を流し入れ、菜箸で混ぜる。半熟になったら半分に折りたたみ、ふたをして弱火で中まで火を通す。残りも同様に焼く。トマトケチャップ適量をかけ、イタリアンパセリ適量を添える。

◆教えてくれたのは:料理研究家・管理栄養士日本抗加齢医学会指導士・成澤文子さん

青いエプロンをした女性
料理研究家・管理栄養士日本抗加齢医学会指導士の成澤文子さん
写真13枚

「日本一家庭料理がうまい女性決定戦!」(日本テレビ系放送)にて、『初代レシピの女王』に。著書に『ハーバード大学式 免疫力を養う いのちの野菜スープ 実践レシピ』(世界文化社)など。https://www.narisawaayako.com/

撮影/市瀬真以 取材・文/近藤鈴佳

※女性セブン2025年3月21日号

関連キーワード